コミックマーケット、通称コミケ。
いろいろな同人誌やグッズが並ぶイベントですが、ものによっては大行列が予想される作品もあります。
特に、企業ブースの超人気作品なんかは、いったい行列がどこまで伸びるのか、想像するだけで恐ろしいですよね……。
そうなると、できるだけ待機列の前のほうに陣取りたいところですが、そこで気になるのが始発電車に乗るときの立ち回り方。
今回は、りんかい線の出口に近い車両情報や、始発に乗るときの注意点などを説明していこうかと思います。
コミケはりんかい線の何両目が近い?
コミケの始発電車に乗れたとしても、エレベーターやエスカレーターに近い人と遠い人とでは、最終的に何百人というレベルで差がついてしまいます。
では、りんかい線の何両目に乗れば、ベストなポジションにつけるのでしょうか?
その前に、まずはこの動画を見てください。
この動画から分かる重要な事実があります。
それは、「エレベーターはエスカレーターよりもちょっとだけ早い」ということです。
つまり、本当に一番最初に列に並びたいという場合は、エレベーターに上手く乗り込む方がよいのです。
しかし、エレベーターには大きな弱点があります。
それは、最初のエレベーターに乗れなければ、1往復分の時間がまるまる無駄になるということです。
エスカレーターであれば、順番に少しずつ乗っていくので、前の人との距離の差は変わりません。
ですが、エレベーターであと1人というところで定員オーバーになってしまうと、1往復分、1分くらいの時間がまるまる無駄になってしまいます。
一度エレベーターの列に並んだら、後でエスカレーターに切り替えようと思っても既に長蛇の列です。
並び替えるくらいだったら、素直にエレベーターを待ったほうがまだマシです。
それくらいの遅れを取ってしまう可能性もある、ハイリスクハイリターンな戦略ということです。
そのため、エレベーターのほうがちょっとだけ早いという、わずかな差を重視するのでなければ、エスカレーターそばの車両を狙うことをおすすめします。
大崎発→新木場行きの狙い目車両
エスカレーター狙い(安定)
2号車、進行方向2番目のドア(右側)
4号車、進行方向4番目のドア(右側)
7号車、進行方向1番目のドア(右側)
9号車、進行方向3番目のドア(右側)
エレベーター狙い(賭け)
5号車、進行方向1番目のドア(右側)
新木場発→大崎行きの狙い目車両
エスカレーター狙い(安定)
2号車、進行方向3番目のドア(右側)
4号車、進行方向1番目のドア(右側)
7号車、進行方向4番目のドア(右側)
9号車、進行方向2番目のドア(右側)
エレベーター狙い(賭け)
5号車、進行方向4番目のドア(右側)
コミケのりんかい線の始発に乗るには?
コミケのりんかい線は、始発に乗る前から既に勝負が始まっています。
以前に私が大崎からりんかい線の始発に乗ったときのお話ですが、私はりんかい線にギリギリ乗れる電車の1つ前の電車で大崎駅に着きました。
もちろん、りんかい線ホームに着くと、既にホームは満員です。
そして、私の後ろからも次々と人が押し寄せてきます。
で、いざりんかい線の始発列車が来るとどうなるかというと、私の後ろに並んだ人のうちの何割かは、始発に乗り込むことができず、次の電車を待つことになったのです。
早朝の時間の電車は、1本逃すと次は長いです。
りんかい線の場合も、始発を逃すと20分ほど待たされることになります。
こうなると結構大ダメージですよね。
そのため、りんかい線への乗り継ぎも、余裕を持った電車で到着するようにしましょう。
まあ、路線によってはどうしてもギリギリになってしまう場合もありますが……。
ちなみに、りんかい線乗車列の前のほうに陣取れば、電車自体には確実に乗れます。
しかし、電車を降りるときはドアに近い人から順番に降りますよね。
ただ、ドアに近い人というのは、すなわち列の後ろギリギリにいた人ということになります。
なので、そういう意味でもエレベーターよりもエスカレーターのほうがおすすめできるんですよね……。
ベスト車両、ベスト出口に乗れたとしても、ドア付近を陣取れなければ最速エレベーターを逃してしまう可能性があるので。
「最速で電車に乗って、ドア付近から動かなければいいじゃん!」と思うかもしれませんが、迷惑行為、危険行為ですのでやめましょう。
それに、すごい力で押されるので、ドア付近から動かないというのは不可能だと思いますよ。
コミケで始発でも買えないことってある?
さて、なぜそんなに始発にこだわるのかというと、大人気が予想される同人誌、あるいはグッズを買いたいからですよね。
始発に乗れば、こういった限定商品も確実に買えるのでしょうか?
結論から言うと、残念ですがコミケに「絶対」「確実」はありません。
本当に超人気のものに関しては、始発で列に並んでも買えないことがまれにあります。
「始発でも無理ならルール違反でも徹夜するしかないじゃん!」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。
そのレベルの人気商品は、徹夜組ですら買えないこともあるのです。
サークルチケット組の時点でほとんど売り切れてしまったり、あるいは限定数を設定しなかったために一瞬で売り切れてしまった……という事例もあります。
それに、徹夜組へのペナルティが今後強化される可能性は大いにあります。
一般参加者の我々にできることは、残っているように祈ること、そして、可能なら通販で再販してくれることを祈ることです。
参考までに、以前に私がアニプレックスブースの「魔法少女まどか☆マギカ」の限定グッズを買いに行ったときは、
・ベストな車両を知らなかった
・待機列もちょっと迷った
といった危なっかしい参戦でしたが、別にギリギリということもなく、普通に買うことができました。
「まどか☆マギカ」はかなり大人気化したアニメだと思いますが、そのレベルの作品でも、普通に始発に乗れば余裕で間に合います。
今どき大人気が事前に想定される企業ブースは、在庫もたくさん持ってきていますし、最初から限定数を定めているので、すぐに売り切れてしまう……という事態は起きにくくなっているのではないでしょうか。
まとめ
というわけで、コミケ始発参戦する方のための、ベストな車両情報などなどをお送りしました。
いかがでしたでしょうか?
結局のところ、コミケは実際に行ってみないと分からないことが多すぎます。
ベストを尽くして、体調も整えて、欲しいグッズを手に入れましょう!
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