大学入試を無事突破した皆さん。
まずは合格おめでとうございます。
大学に通うにあたって、一人暮らしを始める人も多いと思います。
ですが、一人暮らしをしたことがないと、部屋探しをどう進めればよいのか分からないことが多いですよね。
そこで今回は、そんな大学生の一人暮らしでの部屋探しについてお話ししていきたいと思います。
大学生の一人暮らしの部屋探しの時期は?
まず、大学生の一人暮らしの部屋探しの時期の話からしていきましょう。
実家から大学までが遠いと、部屋探しに大学のある土地まで行くのも面倒くさいですよね。
そうなると、合格発表から部屋探しまでの期間が空いてしまう人も結構います。
ですが、少しでも条件の良い部屋を見つけたいのであれば、合格発表すぐにでも部屋探しに動き出すことを強くおすすめします。
大学生の入退去日って特殊で、大量の学生が同時期に一気に押し寄せて、そして一気に去っていきます。
まあそれはそうですよね。
合格発表が終われば、新入生はみんな一斉に部屋を探し始めますし、逆に卒業したら一気にいなくなりますから。
つまり、何百人、何千人というライバルが、みんな同じような条件の部屋を探し始めるわけです。
そうすると、合格発表直後に動き出した人が有利なのは分かりますよね。
一人暮らしの大学生が求める部屋の条件ってだいたい似ています。
なので、早く動き出した人から順に、いい物件は埋まっていくのです。
実際、私は合格発表から1週間後に部屋を探し始めましたが、条件に対してちょっと高めの部屋しか残っていませんでした。
まあそれでも十分な部屋ではありましたが……。
もし過去に戻ってもう一度部屋探しをやり直せるとしたら、合格発表直後に何としても時間を作って不動産屋に行きますね。
大学生の一人暮らしの部屋探しのポイントは?
では続いて、大学生の一人暮らしの部屋探しのポイントについて紹介していきたいと思います。
まあ、部屋に対するこだわりは人それぞれだと思います。
ですので、これから挙げる項目を参考にしつつ、最終的には自分で優先順位を決めてみてくださいね。
バストイレ別
多くの人が気にするポイントとして、「バストイレ別」かどうかがあります。
実家がユニットバスという人はほとんどいないのではないでしょうか?
なので、バストイレ別を希望する人は多いです。
ですが、バストイレ別にすると、家賃が1万円ほど高くなる傾向にあります。
それだけ多くの人が求めているということですね。
バストイレ別にするか1万円を取るかの問題ですが、もし湯船にゆっくり浸かりたい派なのであれば、バストイレ別をおすすめします。
逆に、シャワーでいいという人は、ユニットバスでも案外困らないかもしれませんよ。
築年数
他に注目する人が多い項目は、築年数でしょう。
ですが、最近は内装をリフォームすることで、築年数を感じさせない見た目の家も結構あります。
これは、実際に中を見せてもらって判断するのがベストだと思います。
駅からの距離
駅からの距離も、多くの人が気にする情報です。
こちらは、私も結構重要視するポイントです。
まず、駅から遠い一番の問題は、大学に通うのが面倒くさくなることです。
まだ入学していない皆さんは理解できないかもしれませんが、大学生活を数か月続けていくと、大学に登校することが非常に面倒くさくなる日が来ます。
そのときに、家から駅までが遠いと、そのまま大学に通えなくなってしまうきっかけになってしまう可能性があり、非常に危険です。
他にも、休日に遊びに行くのも面倒くさくなりますから、だんだんと引きこもりがちになってしまう可能性があります。
ですので、駅からの距離は非常に重要です。
大学からの距離
駅からの距離と同様に、大学からの距離も気にする人は多いです。
まあ、大学からの直線距離よりも、大学に到着するまでの時間が短い方がいいことは確かです。
「大学の最寄り駅と家の最寄り駅が同じだけど徒歩20分の家」よりも、「1駅分電車に乗るけど10分で着く家」のほうが生活としては楽です。
なので、純粋な直線距離に騙されないようにしましょうね。
スーパーからの距離
自炊するつもりの人は特にですが、最寄りスーパーからの距離も気にしておきましょう。
スーパーで買い物して、重い荷物を持って家まで帰るのは結構面倒です。
自炊をしない人でも、スーパーのお弁当や惣菜を買ったり、お酒とつまみを買って帰ったりすることもあるでしょうから、やっぱりスーパーの存在は大きいです。
後は距離以外にも、スーパーの営業時間も気にしておいた方がよいでしょう。
24時間営業なら困ることはありませんが、たまに22時とか23時閉店のスーパーがあったりしますから。
そうすると、テスト期間中の夜食を買いたいときなんかにちょっと不便です。
自炊スペース
これは自炊する人限定ですが、キッチンにまともな自炊スペースがあるかどうかも要確認です。
コンロ置き場の大きさはよく確認しますが、見落としがちなのがまな板を置くスペース。
ワンルームだとシンクのすぐ横がコンロになっていることが多く、どこで食材を切ればいいのか分からない設計のことってよくあります(体験談)。
置く場所がなければ、どうにかして冷蔵庫の上とか、靴箱の上とかでまな板を置けるスペースをイメージしましょう。
大学生の一人暮らしの家賃は東京だとどれくらい?
最後に家賃のお話です。
東京の家賃は、正直言ってめちゃくちゃ高いです。
だいたい、ワンルームでも月7万円は超えてしまいます。
なんとか6万円台で抑えようと思ったら、築年数が古い和室の家だったり、治安の悪い地域に住むことになったり……と、何かを犠牲にしなければ難しいです。
また、セキュリティが十分なところ(エントランスにオートロックがあったり、インターホンがカメラ付きになっていたりするところ)だと、8万円台、9万円台といった家賃は避けられません。
高い家賃を嫌って、東京の23区外や神奈川県東部で部屋探しをしたとしても、結局通学するための定期代を考えるとあまり変わらなかったりする……ということもよくあります。
東京の大学に行くというのはこういうことなのです。
家賃が高いのはもうどうしようもありませんから、諦めるしかありません。
東京の家賃相場を知って、ある程度妥協する気持ちが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大学生の部屋探し競争は、合格発表直後から始まっています。
スタートダッシュで出遅れないように、気合い入れて部屋探ししていきましょう!