夏といえば夏祭り。
そして夏祭りといえば浴衣です。
彼女との初めての夏祭りデート。
せっかくの夏祭りデートですから、ビシッと浴衣でキメていきたいですよね。
ただ、浴衣を着るのが初めてだと、いろいろと分からないことがあります。
例えば持ち物の問題。
できるだけ荷物は少なくしたいですが、スマホと財布は最低限必要になってきますよね。
ただ、この持ち物、どこにしまえばよいのでしょうか?
今回は、そんな浴衣の持ち物をしまう方法について説明したいと思います。
浴衣の男性が財布やスマホをしまう場所はどこ?
普段、スマホや財布をズボンのポケットやバッグの中に入れている人は多いと思います。
そういう収納スペースに慣れていると、普段とは違う格好をしたときにどこにしまったらいいのか分からなくなってしまいますよね。
浴衣の下にズボンを履くわけにはいかないし、いつも使っているバッグは浴衣にはあまり似合わなさそう……
そうなると、スマホや財布はどこにしまうのがよいのでしょうか?
正式には、浴衣を着た男性が持ち物をしまう場所は袖の袂とされています。
しかし、袖の袂にスマホや財布を入れようとすると、重いし膨らむしで動きづらいです。
また慣れない位置に荷物を入れていると、落ちそうで気になってしまいます。
このように、袂にしまうのは快適ではなく、あまりおすすめできません。
他にも、帯を腰に結ぶ際に荷物ごと包んでしまうという方法もありますが、こちらもやはり帯からすり抜けて落ちてしまう可能性を考えるとあまりやりたくない方法です。
浴衣のときに持ち物をしまう場合は、信玄袋や巾着袋に持ち物を入れ、その袋を腰につけるのが最もスマートな方法です。
スマホや財布を落とす心配もありませんし、かつパッと見手ぶらでカッコよく見えますのでおすすめですよ。
浴衣の男性用でポケットがついているものはある?
普段着の感覚で行くと、浴衣にも隠しポケットがついていないのかな……?なんて思ってしまいます。
実際のところ、内ポケットがついた浴衣ってないのでしょうか?
残念ながら、ポケットつきの浴衣を私は見たことがありません。
本当に物好きな人が、ポケットつきの自作浴衣を作っていたりすれば別ですが、基本的には浴衣にはポケットはないと考えておきましょう。
歴史的には浴衣の下にサラシを巻き、その胸元のサラシの隙間にものを入れることが可能な時代もありましたが、現在では浴衣を着るときにサラシを巻く人はいないので現実的ではありません。
浴衣のポケットに持ち物を入れようとするのは諦めましょう。
浴衣の男性に似合うバッグはどんなもの?
ここまでで、男性が浴衣姿のときに荷物をしまいたい場合は、信玄袋や巾着袋に入れるのをおすすめしてきました。
ただ、当然ですがこれは持ち物が信玄袋に入る場合に限ります。
何らかの理由で信玄袋に荷物が入りきらない場合もあるでしょう。
その場合はどうすればよいのでしょうか?
基本的に浴衣にバッグは似合いませんが、強いて言えば地味な色のトートバッグであれば、まあまあ不自然ではないでしょう。
ベストとは言えませんが、リュックやショルダーバッグ等と比べればベターです。
あるいは、自分はバッグを持っていかずに、彼女のバッグに荷物を入れさせてもらうという手もあります。
この場合は、余計な荷物を入れさせてもらっているわけですから、バッグはあなたが代わりに持ってあげましょうね。
勝手に重い荷物を入れた上に、その重い荷物を女性に持たせるなんてことをすると、彼女の心の中であなたの評価がどんどん落ちていくかもしれませんのでご注意を。
まとめ
浴衣姿では、基本的に男性は手ぶらに近ければ近いほどカッコいいです。
スマホや財布がある以上、完全な手ぶらは不可能ですが、信玄袋や巾着袋にしまうことでスタイリッシュに決めていきましょう。
もし荷物が信玄袋に入りきらない場合は、彼女のバッグに一緒に入れてもらい、その代わりそのバッグは持ってあげましょうね。
初めての浴衣デート、上手くいくといいですね!