沖縄って、日本列島から離れているせいでちょっとした異国の地に思えますよね。
3月に「沖縄で海開き!」なんてニュースを見ると、本当に同じ日本なのか!?と思ってしまいます。
そのせいで、沖縄の気候ってどんなものなのかイメージがつきにくいですよね。
「6月に沖縄旅行を計画しているんだけど、沖縄はもう梅雨明けしてるのかな?」なんて疑問をお持ちのあなたのために、今回は沖縄の梅雨明けや気候のお話をしたいと思います。
沖縄は6月には梅雨明けしてる?
本州は6月に梅雨入りだけど、沖縄なら6月ならもう梅雨明けしているのかな?と思っている人も多いかもしれません。
せっかく沖縄に旅行に行くのですから、天気がいいほうがいいですよね。
ただ、これはなかなか微妙なところで、6月中に梅雨明けすることは確かに多いのですが、6月の何日に梅雨明けするのかは年によってバラつきがあるのです。
1951年からの気象庁のデータをまとめてみました。
これを見ると、平均すると大体6月22日付近に梅雨明けが来ることが分かりますが、最も早くて6月8日、逆に最も遅い場合は7月9日まで梅雨が明けなかったということが分かります。
バラつきが非常に大きいですね……。
一応統計から推定すると、6月22日までに梅雨明けする確率が半々くらい、6月28日までに梅雨明けする確率が84%くらいという結果になりました。
そのため、6月の最終週であればそれなりに梅雨明けの可能性は高いでしょう。
しかし、そうでない場合は梅雨明けしているかどうかは運次第、ということになりそうです。
ただ、梅雨の最中でも晴れている日は晴れていますし、梅雨明けしても雨が降る日は降ります。
そういう意味でも、旅行中の天気がどう転ぶかは本当に運次第といったところでしょうか。
沖縄で6月の海には入れる?寒くない?
梅雨で雨続きとなると、海水が冷え切ってしまって寒いのではないかと心配になりますよね。
6月の沖縄の海はどれくらいの水温なのでしょうか。寒くはないのでしょうか?
6月の沖縄の海水温は25度を超えることが多く、外気温としても最高気温の平均はおよそ29度と非常に温かく(暑く)なります。
水温25度がどれくらいの温度かというと、競泳用プールの適温が25度~28度と言われているので、大体そのくらいの海水浴に適した温度です。
温水プールはおよそ30度なのでそれよりは冷たいですが、プールの水温の目安の下限は22度からなので、それと比べると十分に適温と言えるでしょう。
それよりも、沖縄の海で気を付けたほうがいいのは水温よりも台風が来ないかどうかです。
基本的には6月に台風が来る可能性は低いです。
実際、ここ3年間(2015年~2017年)は6月に沖縄に接近した台風はゼロです。
しかし、過去には2012年に3つの台風が接近したこともあるため、台風情報は常に確認しておいたほうがいいでしょう。
沖縄での6月の服装はどんなものがいい?
海水浴以外での沖縄での服装はどんなものがいいのでしょうか?
先ほども言ったように、6月の沖縄の気温は最高気温の平均値でおよそ29度という暑さになります。
その上、梅雨が明けていても明けていなくても、湿度としては83%を超える高温多湿のジメジメした気候になります。
そのため、真夏に着るようなできるだけ涼しい服装がおすすめです。
さらに汗が乾きにくいため、風通しがいい、あるいは吸水性が高い服装だとより良いでしょう。
また、雨が降っていないときは逆に紫外線対策を考えたほうがいいでしょう。
沖縄は6月でも本州の8月よりも紫外線量が多いです。
基本的には半袖でも問題ない気温ではありますが、紫外線が気になる場合は長袖の方がいいでしょう。
長袖にする場合は、その分風通しや吸水性をより意識した服装にしておきたいところですね。
他にも、日焼け止めを塗ったり、紫外線から頭を守る帽子や目を守るサングラスを準備しておくこともおすすめです。
基本的には屋外を観光する場合はこのような服装で十分ですが、屋内は冷房がガンガンに効いていることが多いので、簡単に羽織れる服は1枚持ち歩いたほうがいいかもしれません。
まとめ
6月の沖縄は梅雨が明けているかどうかは微妙なところで、運次第という側面が大きいです。
とはいえ、気温的には例え雨が降っていようと海水浴ができるような気温ではあります。
その分、外の気温は高くて湿度も高いため、涼しくて汗も乾きやすい服装を準備しておくのがおすすめです。
一方で、晴れている場合は紫外線対策も意識するようにしましょう。