夏になると全国各地でさまざまな花火大会が行われるようになります。
あなたの住む町でも、近くで花火大会が行われるという人は多いと思います。
しかし、「子供がいつも花火の音を怖がって耳をふさいでいる……」という人はいませんか?
今回は、そんな花火の音を怖がる子供のための対策についてお話ししたいと思います。
花火の音を怖がる子供は普通のこと?
暗い夜空に明るく光る花火はいつ見ても綺麗ですよね。
花火の見て綺麗だと思うのは、大人だけではなく子供も同じです。
しかし、子供の中には花火の爆発音がどうしても苦手で怖がってしまうという子供がいます。
花火の音を怖がってしまうのは普通のことなのでしょうか?
花火の音を怖がる子供は実はたくさんいます。
特に珍しいということはないので安心してくださいね。
あなたの子供のように、花火の音を怖がる子供を連れて花火を見る場合は、花火の打ち上げ会場の真下で見ようとするのはやめてあげてください。
少なくとも打ち上げ会場からは1km、できれば2kmくらい離れていれば、花火の音が苦手でも安心して見られるはずです。
またそのときは、子供の手を自由にしてあげましょう。
手を繋いでいたりうちわを持っていたりして手がふさがっていると、耳をふさぎたいと思ったときに耳をふさぐことができませんからね。
あるいは、家から出ずに窓から花火を見るというのもひとつの手でしょう。
窓が花火の音を遮ってくれるので、外で見るよりは安心して見られるはずです。
大きな音が怖いのは病気?
花火の音が嫌いではない人から見ると、花火の音に怖がっているのは聴覚過敏などの病気なのではないか……?と疑ってしまう人もいるかもしれません。
花火の音を怖がる場合、聴覚過敏などの病気である可能性はないのでしょうか?
もちろん、聴覚過敏だから花火の音が怖い……という可能性はゼロではありません。
しかし、大体の場合は何の病気でもない確率の方が高いです。
花火の音を怖がる場合、運動会のピストルの音や風船が割れる音、あるいはパーティーで使うクラッカーの音も同様に怖がることが多いのですが、心当たりはないでしょうか?
これらの爆発音は全部同じように怖いと感じるものです。
もしあなたのお子さんが、普通の人の話し声や車の通る音などにも敏感なようであれば別ですが、そうではなく、上に挙げたような爆発音のみに拒否反応を示すのであれば、病気の心配をする必要はありません。
ただし、このような爆発音が苦手なのは長く続く可能性があります。
私自身、30歳になってもまだこのような音は苦手です(耳をふさがないといけないというほどではないですが、今でもビクッとします)。
まあ、これは生まれもった個性だと思って気長に付き合っていくしかありませんね。
子供用耳栓のおすすめは?
そうは言っても、かわいいお子さんのためですから、少しでも爆発音を怖がらないようにしてあげたいですよね。
そのために最もシンプルな解決法はやはり耳栓でしょう。
ここで子供用の防音耳栓の正しい選び方を知っておきましょう。
子供用耳栓を選ぶときに最も重要なのは耳栓の大きさです。
大人と子供の耳の大きさは違いますから、耳栓の大きさも小さいものを選んであげる必要があります。
耳栓のサイズが大きいと、つけているだけで耳が痛くなってしまうので注意しましょう。
「耳栓をつけていると耳が痛い……。でも外すと花火の音が怖い……」となってしまうのはかわいそうですからね。
次に耳栓の素材ですが、柔らかくて柔軟性のある素材をおすすめします。
普段耳栓をつけ慣れていない子供がすぐに耳栓を耳にフィットさせるのは難しいです。
そのため、多少フィットしていなくてもある程度耳をちゃんとふさげるような柔らかい素材の耳栓がおすすめです。
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また、そもそも耳栓ではなくイヤーマフであれば、耳栓をつけるのが下手でもまったく問題ありません。
耳栓で耳が痛くなる心配もいらないので、イヤーマフもおすすめです。
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まとめ
花火は見た目は綺麗ですが、音を怖がる子供もいます。
ただ、音を怖がるのは病気でもなんでもなく、よくあることなので安心してくださいね。
花火の音を怖がる場合は、子供に合った耳栓やイヤーマフをつけてあげましょう。
今年の夏こそ親子で花火を楽しみましょう!