7月7日は七夕です。
あなたの保育園でも毎年七夕会が行われていることと思います。
しかし今年の七夕会はひと味違います。なぜならあなたは七夕会の司会に指名されてしまったからです。
「司会って何をどうすればいいの……?」と思っている、そんなあなたのために、七夕会を保育園で司会するときのポイントについて解説していきたいと思います。
七夕会を保育園で行うとき司会が注意することは?
七夕会自体がどういう流れで行われるのかは、これまでの経験で何となくわかっているかと思います。
園によっても異なりますが、司会の人がやらなければいけないことは、主に挨拶や七夕の由来の説明などが中心でしょう。
基本的に司会は場を仕切る人になりますので、自信をもって、ゆっくりと話すことができるように練習しておきましょう。
また、話が長くなると子どもたちが退屈してしまいますので、話す内容自体はコンパクトにまとめるようにしましょう。
ちなみに、七夕の由来については以前に記事を書いています。
こちらもよかったら参考にしてみてください。
参考記事⇒七夕の由来を保育園児にどう説明する?笹を飾ったり野菜をお供えするのはなぜ?
七夕会の挨拶はどんなふうに話せばいい?
七夕会の最初の挨拶は何を話せばいいのでしょうか。
導入はそこまでの話の流れがないので難しいですよね。
ひとつの方法としては、「今日は何の日か知ってる?」から始める方法があります。
「今日は何の日か知ってる?」と聞かれれば、大体の子どもは「七夕!」と元気よく答えてくれるでしょう。
そうしたら、「じゃあ、七夕ってどんな日か知ってる?」と繋げて、七夕の由来を説明するコーナーに移りましょう。
もし七夕の由来を知っている子がいた場合は、「よく知ってるね!」と褒めてあげるのも忘れないようにしましょうね。
また、始めの挨拶の他にも、子どもたちの出し物が終わったときに一言コメントをするタイミングがあるかと思います。
このときは、「とっても楽しい歌(劇)でしたね。お空の織姫さまや彦星さまも見てくれていたかな?」「今の歌(劇)をしてくれた〇〇組さんのみんなの願いは『〇〇〇〇』だそうです。七夕のお空に届くといいですね」などとコメントしてあげるのがよいかと思います。
このようにクラス全体の願いを発表する場合は、事前にクラス全体のお願い事を調べておきましょうね。
もしクラス全体のお願いを統一するのが難しそうであれば、誰かの願いを抜粋して発表するのもいいでしょう。
司会で緊張するときはどうする?
七夕会にはたくさんの人が来ます。
普段一緒にいる子供たちだけでなく、保護者からの視線も注目するでしょう。
それを考えるとすごく緊張してしまいますよね。
この緊張をどうにかすることはできないのでしょうか?
緊張を抑えるために使えるテクニックはなんでも使っていきましょう。
例えば定番なのは手のひらに「人」という字を書いて飲み込む、というもの。
こういう自己暗示は信じることが大切です。緊張が収まると思って飲み込みましょう。
他にも、「緊張するのなんて当たり前。死ぬことはないんだし気楽にいこう!」とか、「なんでこんなに緊張するんだろう?何が原因なんだろう?」などと、冷静に自己分析することも効果的です。
また、緊張するとつい早口になってしまいます。
先ほど「ゆっくり話すことが大切」と言いましたが、ゆっくり話すことを意識することで、逆に緊張が収まるという効果も期待できます。
さらに、保育園の七夕会という環境をうまく利用する方法もあります。
自分が見られているから緊張するのであって、司会の言葉で視線を逸らすことができれば緊張は和らぎますよね。
例えば、子どもたちを見渡してちゃんと行儀よく座っている子がいたら、その子をピックアップして褒めることでその子に視線を集めたり、子供たちに対して「ママたちが見てるよ~」と言うことで視線を保護者の方へ向けたり……と、視線を動かす方法はたくさんあります。
このように、視線を外させるセリフをいくつか用意しておくと、緊張せずに済むでしょう。
まとめ
七夕会の司会をするのは大変です。
しっかりと準備して、子どもたちはもちろん、あなた自身も楽しい思い出になるようにしていきましょうね!