お盆にはお墓参りに行きますよね。
今までは見慣れた実家のお墓参りだけでしたが、結婚すると慣れない義実家のお墓参りにも行くことになります。
そうすると、ちょっとしたマナーも気を使わなきゃ……!と思ってしまいますよね。
そこで今回は、そんなお墓参りのマナーや、服装や持ち物などに関してお話ししていきたいと思います。
お盆のお墓参りの服装はどんなものがいい?
お盆のお墓参りの服装はどんなものがいいのでしょうか?
さすがにカジュアルすぎるのがよくないのは分かると思いますが、だからといってあまりにもフォーマルすぎるのも、それはそれで浮いてしまいます。
なるべく外さない服装を知っておきたいところですよね。
お墓参りの服装としては、「派手すぎない普段着」、この一言に尽きます。
例えば、色合いとしては、ホワイト、ネイビー、ベージュ、ブラックあたりの色。
シンプルで柄がない、あるいは少ないものが好ましいです。
ベーシックなワンピース、落ち着いたスカートがおすすめです。
逆に、派手ではなくても、ジーパンのようなあまりにもカジュアルすぎる見た目の服装は、それはそれでふさわしくないのでやめておきましょう。
お盆のお墓参りの持ち物は何が必要?
続いてはお墓参りの持ち物についてです。
基本の持ち物となるのは、お墓に手向けるお花とお線香。
できればあった方がいいのは、それにプラスしてお供え物です。
お供え物については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
参考記事 ⇒ お盆のお墓参りのお供え物は何がいい?持ち帰りの必要や金額の目安は?
また、これは忘れがちですが、お墓参りはお墓にお供えをしておしまいではありません。
お墓参りはお供えをするのと同時に、お墓周りをきれいにする行事でもあります。
もしそのお掃除が結構大変そうであれば、軍手やほうき・ちりとり、ゴミ袋などの掃除用具、お墓を拭く雑巾やタオルなどもあると便利です。
ちなみにお墓が山の中にある人などは、草刈り鎌などのゴツい掃除道具を持っていく人もいるそうです。
私自身はお墓で鎌で草刈りしている人は今のところ見たことありませんが……。
お盆のお墓参りでのマナーは?
最後にお墓参りのマナーですが、基本は「お墓に眠っているご先祖様を思いやる気持ち」を持ってお墓参りをすることが重要です。
……と、これだけだと抽象的ですので、具体的なお話もしたいと思います。
まず、お花やお線香、お供え物をお供えするのは、まさにご先祖様を思いやる気持ちの表れですよね。
ただ、お供え物などは、供えて終わりではありません。
例えばお供え物が食べ物の場合、お供えしたまま帰ったらどうなってしまうでしょうか……?
カラスなどの野生動物が荒らしてしまうことが考えられますよね。
そうならないように、お供え物は自分が帰るときに持って帰るのが「思いやりの気持ち」です。
また、お花やお線香は食べられたりはしませんが、お花はいずれ枯れてしまいますし、お線香はたまに燃え残ってしまうことがあります。
もし前にお墓参りした人のお花が枯れていたり、お線香が燃え残っていた場合は、それを片付けるのも「思いやりの気持ち」です。
お供えするのも思いやり。片づけをするのも思いやりです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最初は義実家のお墓参りはプレッシャーかもしれませんが、毎年の行事ですので慣れていきましょうね。