お正月といえばお年玉。
子供のころは嬉しかったお年玉も、あげる立場になるとなかなか頭を悩ませる問題ですよね。
中でも、子供が大きくなってくると気になるのは「お年玉はいつまであげるのか」問題。
お年玉のやめ時って難しいですよね。
そこで今回は、お年玉はいつまであげるものなのか?という疑問を解決していきたいと思います。
お年玉はいつまであげる?
お年玉とは、お正月に大人が子供に対して特別にあげるお金です。
「大人から子供へあげるお金」と考えると、いつまでが「子供」なのかという問題になってきますよね。
ひと昔前であればとてもシンプルで、「高校を卒業して働き始めたらお年玉は終わり」というご家庭が多かったです。
やはり学生から社会人というのは大きな変化です。
社会人になることで自分の力で稼げるようになると、いよいよ大人の仲間入りと感じますよね。
ですが、最近ではそうも行かなくなってきました。
なぜかというと、大学に進学する子供がどんどん増えてきたからです。
お年玉は大学生にもあげる必要ある?
最近では、大学進学率が50%を超えて、半分以上の高校生が大学へと進学するようになってきました。
そうなると、「高校を卒業=社会人」とはなりません。
また、大学へ進学したとしても、まだ18歳や19歳であれば子供という感じもします。
ですが、20歳、21歳の大学生となったらどうでしょう。
20歳を超えて成人もしているのにお年玉!?と思う方もいるでしょう。
そういう場合はどうすればよいのでしょうか?
まだ学生だし稼ぐ力もないからお年玉をあげるべきなのでしょうか?
それとも、もう成人もしたのだから、いい加減お年玉は卒業させるべきなのでしょうか?
基本的には、お年玉の有無というのはそれぞれのご家庭で決めることです。
ですが、一般的な話をさせてもらうと、大学生のお子さんをもつご家庭では、卒業するまではお年玉をあげるご家庭が多いです。
私の周りでもそうしているご家庭が多かったです。
やはり、自分の力で稼いでいるかどうかというのは、子供と大人を分ける大きな壁と思われているようです。
ただ、稼いでいるかどうかが大人と子供の分かれ目と言われると、こう思う方もいるかもしれません。
「大学生だってアルバイトで稼いでいるじゃん!」と。
確かに大学生であっても、アルバイトで稼いでいる人はたくさんいます。
ですが、それでもやはりフルタイムで働く社会人と比べると、稼ぐ力は大きく劣ります。
なので、やはり大学生のうちはお年玉をあげるのがよいと思いますよ。
お年玉は大学生ならいくらが相場?
大学生にお年玉をあげるご家庭が多いというのはわかったかと思います。
そうなると、次に気になるのは、大学生へのお年玉っていったいいくらくらいが相場なのか?ということ。
結論から言ってしまうと、大学生へのお年玉はだいたい1万円が相場です。
先ほども言いましたが、大学生は社会人ほど稼ぐ力がないとはいえ、アルバイトで月に1万円~数万円くらいは稼いでいます。
そうなると、お年玉で3000円とか5000円を渡されてもちょっと微妙な気分になってしまいます。
ちょっと頑張れば自分でも稼げる金額なのですから。
ですが一方で、2万円や3万円を渡すのか?と言われると、今度は出すほうが大変ですし、やりすぎ感も出てしまいます。
(祖父母なんかは孫かわいさでそれくらい出す人もいますけどね……)
そう考えると、出すほうも無理なく、もらうほうもそれなりに嬉しいという金額が1万円という金額になるわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お年玉をいつまであげるのか?という問題は、基本的には社会人になるまでと考えておきましょう。
高校を卒業して就職するならそのタイミングまで。
大学に進学するのなら、大学を卒業するまでがお年玉をあげる期間です。