冠婚葬祭はいろいろなルールやマナーがあって大変ですよね。
その中でも、特に義実家の初盆は絶対に失敗できないですよね。
自分の準備だけでも大変なのに、子供のための準備も考えないといけませんので、精神的にとてもプレッシャーがかかります。
そこで今回は、そんな初盆に子供を連れて行くときの服装や持ち物などについてお話ししていきたいと思います。
初盆で子供の服装は?
義実家の初盆に子供を連れて行く場合、まず気になるのは子供の服装でしょう。
中学生とか高校生の子供であれば制服を着ていけばいいのですが、小さい子供だと制服もないので困ってしまいますよね。
そんな場合は、「白いシャツ+黒か紺のズボン」といったような、シンプルで地味な色の服装を着せましょう。
女の子であれば、ブラウスやスカートもOKです。
とにかく、派手でなく、色合いは暗い色か白を基調としていれば大きな問題にはならないでしょう。
初盆の持ち物は何が必要?
次は初盆の持ち物についてです。
あなた自身が持っていく持ち物(数珠やお香典など)は分かっているとして、子供のために何か必要なものがあるかを考えてみましょう。
自分自身の持ち物も怪しい人はこちらの記事も参考にしてみてください。
参考記事 ⇒ 初盆の服装は女性だと?持ち物は?マナーや香典の額なども紹介!
初盆は当たり前ですが、お盆の時期、すなわち8月のど真ん中の夏真っ盛りの時期になります。
そのため、暑さ対策も忘れてはいけません。
大人であれば多少の暑さであれば我慢するという選択肢もありますが、子供はなかなか我慢ができないですよね。
そのため、扇子やハンドタオルだけでなく、小さい保冷剤を凍らせておいて、ハンドタオル等にくるんで持っていくことをおすすめします。
そうすれば、子供が暑がったときに保冷剤で冷やしてあげることができます。
子供を大人しくさせるにはどうしたらいい?
また、初盆のような法事では、子供がじっとしていられるかどうかが心配になりますよね。
法事中に子供が騒ぎ出したりしたら……。
周りの人に迷惑をかけてしまうのでは……と心配になってしまいますよね?
子供を大人しくさせるにはどうしたらいいのでしょうか?
ただね、これってちょっと考えてほしいんですよ。
逆に、法事中に他の親戚の子供がちょっと喋っていたからって、それだけで不愉快になるでしょうか?
「子供なんだからしょうがないな」と思いませんか?
しかも、法事って面白いイベントではありません。
特に子供にとってはつまらないと思うのも仕方のないことでしょう。
だから、無理やり叱ったりしても、子供にとってつまらないものはつまらないのです。
法事で子供がうるさかったら、周りの人に注意を受けることはあるでしょう。
ただ、小さい子供を持つ親は、なんなら頭を下げるのが仕事です。
でも、子供は小さくても親のことをちゃんと見ています。
「自分が喋っていたらお母さんが困ってしまった」
それが何回か続くと、だんだんと子供も成長してきて、「こういうときは喋っちゃいけないんだ」となんとなく分かってきます。
子供が喋り始めたら、子供に軽く注意をして、周りの人には謝る。
謝り続けるのは精神的に負担ではありますが、注意する人も本気で怒っているわけではありません。
「我が子のために注意をしてくれてありがとう」
これくらいの心のゆとりを持てるとベストですね。
まとめ
初盆に子供を連れて行くときは、服装の問題、持ち物の問題、騒ぎ始めたときの対処……と、頭を悩ませる問題がいくつもあります。
大変な気持ちは分かりますが、ひとつずつ対処していきましょうね。
今が一番大変な時期かもしれませんが、頑張って乗り越えていきましょう。