忘年会の幹事は、新人が最初に任される大仕事です。
この1年を締めくくる飲み会。
上手く成功させたいところですよね。
ですが、幹事慣れしていない人にとっては、忘年会の準備の進め方なんて何も分からないですよね。
そこで今回は、忘年会の予約やお店選び、予算についてお話ししていきたいと思います。
忘年会の予約はいつからするべき?
年末年始は忘年会に新年会と、たくさんの人が飲み会を開くシーズンです。
そうなると、お店はどこも満員になってしまうことが予想されますよね。
実際のところ、忘年会の予約はいつからするべきなのでしょうか?
私の場合は、早め早めに動こうとしていたので、10月中には既にお店の確保に動き出していました。
忘年会は12月なのに、2ヶ月前から予約するの!?と思うかもしれませんが、インターネットで調べて上位に出てくるような人気の居酒屋であれば、これくらい早く動き出しておいたほうが安心です。
もちろん、「11月でも空いてた!」「12月でも間に合った!」といった例もありますが、そうでない例もありますよね。
安心して予約できるという意味では、やっぱり10月に動き始めたほうが確実ではないでしょうか。
10月中にお店を確保する際のスケジュール感についても説明しますね。
まず、10月の中旬くらいまでに、部長などの偉い人の年末の予定を聞き、それを踏まえて日程を指定して全体に出欠を取ります。
全体の出欠の回答を待つ時間は1週間~10日間くらいでしょうか。
部署内の出欠を取り終わったら、後はお店に電話をかけます。
最近はネット予約に対応しているところもありますが、対応していると言いながら、実際はネットからの予約フォームを確認していないお店も結構あります。
なので、直接の電話予約を強くおすすめします。
10月から動き出せば、基本的には予約が取れないということはないと思います。
予約の際には、いつまで人数変更に対応できるかを忘れずに聞いておきましょう。
人数変更はほぼ確実に起きますからね。
忘年会のお店選びの注意点は?
忘年会のお店はどんなところを選べばよいのでしょうか?
基本的にはどんなお店でも問題はないです。
好きなお店を選べるのが幹事の特権ですからね。
とはいえ、注意すべきポイントというものも確かにあります。
まず、ソフトドリンクの有無です。
部署の忘年会のように大勢の参加者がいる飲み会では、お酒が飲めない人も一定数混ざっています。
体質的な問題で飲めない人もいれば、車を運転しなければならないので飲めない人もいます。
なので、ソフトドリンクがあるというのは絶対に外せない条件です。
また、これは気づきにくいポイントですが、喫煙可のお店、あるいは喫煙スペースが近くにあるお店を選んだほうがいいです。
参加者が大勢ということは、喫煙者も一定数いますよね。
特に、喫煙者は年配の方の割合が多いため、偉い人への配慮という意味にもなります。
最近は喫煙者が減ってきているので忘れがちなポイントですが、これも意識しておきましょう。
他にも、偉い人の食べ物、飲み物の好みや、アレルギー情報についても仕入れておくとよいです。
「ビールが好きだけどワインはあまり好きではない」「実は卵アレルギー」……などなど、知っておかないと地雷を踏んでしまうこともあります。
出席者全員の好みに合わせることは不可能ですが、せめて偉い人の好みは外さないようにできると良いですね。
この辺のお店の決め方は、前任者に聞いてみるのが一番確実ですね。
忘年会の予算の相場はどれくらい?
最後に、忘年会の予算の相場についてお話ししたいと思います。
社会人の忘年会の予算の相場ってどれくらいなのでしょうか?
まあここは会社にもよりますが、私の感覚としては、大体5000円くらいが相場かなといったところです。
さすがに、学生のノリで3000円とかの飲み放題のお店に行くのはやめましょう。
新入社員に5000円の負担はキツいよ!と思うかもしれませんが、社会人の飲み会では大抵参加費が傾斜配分されます。
なので、偉い人にたくさん出させればよいのです。
よほどケチな上司でない限り、新人のあなたが5000円払うことはそうそうないと思いますよ。
参加費の傾斜のつけ方も、前任者に確認するのが一番確実ですので、積極的に聞いてみてください。
まとめ
忘年会は1年の仕事を締めくくる重要なイベントです。
「終わりよければすべてよし」となれるように、しっかり準備して、気持ちよく1年を終えられるようにしましょうね!