長期休暇を使って東京に遊びに来る人は多いです。
東京ってどこを歩いても華やかだし、いろいろな施設やイベントもあります。
ただ、気になるのは交通手段のトラブル。
電車もバスも、どれだけあるんだ!ってくらいたくさんあって、わけが分からないですよね。
そこで今回は、そんな東京のバスの乗り方について解説していきたいと思います。
東京のバスの乗り方は?
あなたの地元のバスってどんな乗り方になっていますか?
私の地元ではこんな感じでした↓
②降りるバス停のアナウンスがあったらチャイムを鳴らす
③前に表示されている料金表と自分の整理券番号を見比べて、お金を準備する
④運転席の隣にある料金箱に整理券とバス運賃をぴったり投入する
(ちょうどぴったりのお金がない場合は先に両替をしておく)
もしかしたらあなたもこの流れを思い浮かべたかもしれませんね。
というか、「これ以外にないでしょ」と思っているかもしれません。
ところが!東京の「普通」のバスの乗り方って全然違うんですよ。
まず大きな違い。
それは、東京のバスは「前から」乗ります。
この時点で「え!?」ですよね!?
東京では、バスは前から乗って、中扉から降りるのです。
私も初めて東京のバスに乗ったときはかなり感覚が狂いました……。
バスに乗る瞬間からあたふたしていると、「こいつ田舎モンだな」とバレてしまうので気をつけましょうね!!
東京のバス料金の払い方は?
では続いてはバスの料金の払い方です。
これも私はカルチャーショックだったのですが、東京のバスは基本的には先払いなのです。
バスの料金が先払いと聞くと、「じゃあどうやって降りるバス停ごとに料金を払い分けるの?」と思うかもしれません。
ところが東京のバスはそもそも考え方が違うんです。
なんと東京のバスはどこまで乗ろうが定額なのです!
1駅でも10駅でも、料金はSuicaなどの交通系ICカード払いなら216円、現金払いなら220円です。
ちなみに交通系ICカードは全国共通で使えるようになっていますので、Suicaだけでなく、PASMO、Kitaca、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCAなどの全国どこのICカードでも大丈夫です。
しかも地味に驚きなのが、現金払いで220円がぴったり出なかったとき。
なんと両替機で両替しなくても、料金箱に適当にお金を入れるだけでつり銭が自動で出てくるのです!
もうなんか何もかもが違いすぎて、本当に同じバスという乗り物なのか……?と疑問に思ってしまいますね(笑)
東京のバスには整理券がない!?
それでは最後はバスの整理券のお話。
ここまで説明してきたのでお察しの方もいるかと思いますが、東京のバスには整理券はありません。
そもそも整理券って、その人がどこからバスに乗ったのかが分かる券です。
そして、降りるときにどこから乗ったのかを確認して、そこで初めてその人が払うバスの運賃が決まるのです。
東京のバスはそもそもどこから乗ろうが料金は変わりません。
料金が一定なんだから、整理券を発行する意味なんてないですよね。
だから東京のバスには整理券がないのです。
「東京のバスは前の扉から乗って、整理券なんて探さずにすぐ料金を払う!」
これで東京のバスはバッチリです!
まとめ
同じバスでも、地元のバスと東京のバスでは何もかもが違います。
実際にバスに乗る直前になって慌てないように、いま説明したことはちゃんと頭に入れておきましょうね!
楽しい東京観光。バスの乗り方なんてつまらないところでつまづいていたら、せっかくの楽しい観光気分も盛り下がっちゃいますからね。
ではでは、東京観光を楽しんでくださいね!