11月になると、ボジョレーヌーボーの話題が出てきますね。
普段ワインを飲まない方も、このときだけはボジョレーを飲んでみる……という方も多いのではないでしょうか?
ですが、普段ワインを飲まないと、どうやってワインを飲むのが美味しいのか分からないですよね。
そこで今回は、ボジョレーヌーボーを最大限に楽しむために、温度やおつまみなど、おすすめの飲み方を紹介していきたいと思います。
ボジョレーヌーボーの飲み方は?
さて、ボジョレーヌーボーを最大限に楽しむための飲み方とは、いったいどんなものなのでしょうか?
オシャレなワイングラスとかを用意しておいたほうがいいのでしょうか?
とはいえ、「そもそも家にワイングラスすらないんだけど……」という人も多いのでは?
実はボジョレーヌーボーを楽しむことにおいては、別にワイングラスである必要はないのです。
そもそもなぜワイングラスはあんな形をしているのか知っていますか?
胴体が少し膨らんでいて、先のほうは細くなっているワイングラスの形。
実はこれは、ワインの芳醇な香りをグラスの中に閉じ込めておくためのものです。
一般的にワインは味だけでなく、香りも楽しむものです。
なので、ワイングラスもそういう形になっているのですね。
ですが、ボジョレーヌーボーはその年のブドウを急いでワインにしたもの。
熟成期間としては、他のワインと比べて非常に短いものです。
熟成期間が短い分、香りも一般的なワインと比べると軽いものになりがち。
なので、必ずしもワイングラスで飲む必要はないのです。
あ、もちろん、なんとなくワインを飲んでいる雰囲気を出すためにワイングラスで飲むこと自体はまったく問題ないですよ。
ワインは楽しく飲めるのが一番です。
ボジョレーヌーボーの温度はどれくらいがベスト?
では、ボジョレーヌーボーを美味しく飲むための温度はどれくらいがベストなのでしょうか?
ビールなど、他のお酒は冷蔵庫でキンキンに冷やすと美味しいお酒が多いですし、ボジョレーヌーボーもついつい冷蔵庫に入れがちです。
ですが、実はボジョレーヌーボーは10~15℃くらいの温度で飲むのが一番です。
10~15℃というと、ちょうど11月頃の常温に近い温度です。
ですので、そもそも冷蔵庫に入れておく必要すらないんですよ。
まあ、例えば沖縄に住んでいて、11月でもまだまだ暑いよ!……といった事情があれば、冷蔵庫に入れておいて、飲む30分前くらいに取り出しておいてもよいですが、そうでなければ基本的には常温で保管して、常温で飲むので全然問題ありません。
ボジョレーヌーボーのつまみは何が合う?
最後に、ボジョレーヌーボーに合うおつまみの話をしたいと思います。
ボジョレーヌーボーに合うおつまみってどんなものだと思いますか?
一般的に赤ワインに合うものとして紹介されるものは、味の濃い肉料理、例えば牛肉を煮込んだものなどが挙げられます。
ボジョレーヌーボーも赤ワインですので、そういった料理を合わせるのがよさそうに見えますよね?
ですが、ボジョレーヌーボーは一般的な赤ワインのようにどっしりとした味わいではなく、むしろ白ワインのようにあっさりとした味わいのワインです。
なので、いわゆる赤ワインに合う食事を合わせてしまうと、ワインの味が負けてしまう可能性が高いです。
じゃあ何がオススメなのかというと、個人的に一番のおすすめはチーズです。
他にも、ソーセージやハムなどの軽めの肉であったり、パスタやピザなどもおすすめです。
こういったおつまみは、味自体の相性もそうですが、テーブルの上にワイン、チーズ、生ハム、パスタ、ピザなどが並んでいたら、雰囲気的にもなかなかオシャレじゃないですか?
なんか非日常感が出ますよね。
そういう意味でも、こういったおつまみを合わせることをおすすめします。
まとめ
さて、ここまでボジョレーヌーボーの飲み方を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
1年に一度しかワインを飲まないという人も、せっかくのボジョレーヌーボー解禁日ですから、ちょっとオシャレにキメてみてくださいね!