寒くなってくると、会社でも暖房をつけるようになってきますよね。
暖房をつけると寒くなくなるのはいいのですが、代わりに空気が乾燥してしまいますよね。
空気が乾燥すると、喉や肌などいろいろなところに影響が出てきてしまいます。
そこで今回は、そんな暖房の乾燥対策についてお話ししていきたいと思います。
会社の暖房で乾燥の対策は?
会社の暖房の乾燥対策は、家庭の暖房の乾燥対策よりも難しいです。
勝手に暖房を切ると迷惑する人が出てきてしまうので、なかなか勝手に暖房を切れませんよね。
それに仮に暖房を切ったとしても、別の人にまた付け直されるだけです。
かといって加湿器を勝手に設置することもできないですよね。
なので、個人の力でできる対策を頑張っていきましょう。
暖房を消すことなく、でも地味に効果が高い方法として、暖房の吹き出し口を工夫するという手があります。
もし現状、あなたに直接温風が当たっているのだとしたら、その風向を変えるだけでもかなりの効果があります。
暖房は、温風が直接当たるとものすごく乾燥しますからね。
また、一般的には暖房の風向を下方向にすると、下に溜まった冷たい空気が温められ、空気の対流が起きて、部屋全体が均一な温度と湿度になりやすいです。
なので、暖房の風向はなるべく下向きにする!(ただし直接温風が当たる場合は別)ということを意識してみてくださいね。
また、どうやっても温風が当たってしまうという場合、あるいは風向も変えられないという場合は、席替えをお願いするというのも手です。
事情をちゃんと説明すれば、物分かりのいい上司であれば配慮してくれるはずです。
暖房で乾燥して喉が痛いときの対策は?
ここからは、暖房の乾燥による具体的なお悩みを解決していきたいと思います。
まずは喉の乾燥対策です。
冬場は元々乾燥していますが、暖房をつけるとさらに乾燥してしまいます。
そして乾燥は風邪やインフルエンザの元。
体調を崩さないように、喉の保湿はしておきたいですよね。
喉の乾燥を防ぐのに一番手っ取り早いのは、マスクをすることです。
言われなくてもやっているレベルかと思いますが、マスクのあるなしは口周りの湿度を大きく左右します。
また、こまめな水分補給も重要です。
特に温かい紅茶は喉の乾燥を防ぐだけでなく、飲むことで血行も良くなるので一石二鳥です。
他にも、朝に家を出る前に、スプーン1杯のオリーブオイルを飲むことで、喉の乾燥を防いでくれるという技もありますので、こちらも是非お試しあれ。
暖房で乾燥して肌がカサカサになるときの対策は?
次は肌の乾燥対策です。
肌が乾燥してしまうと、肌がかゆくなってしまったり、あるいは逆に脂でテカテカになってしまったり……と、どちらに転んでも嫌な気分になってしまいますよね。
なので、喉だけでなく、お肌の乾燥対策も必須です。
実は肌の乾燥対策にも、温かい飲み物が効果を発揮するのです。
それはなぜかというと、温かい飲み物をデスクに置いておくだけで、湯気が簡易的な加湿器の代わりになるからです。
机の上に加湿器が置いてあったら不自然だし目立ちますが、机の上に温かい飲み物の入ったコップが置いてあっても全然おかしくないですよね。
なので、自然にできる乾燥対策として、温かい飲み物はおすすめです。
他の方法としては、化粧水をスプレー式の小瓶に入れておいて、トイレに立ったときなどにシュシュッと顔に吹きかけるという方法もあります。
あまりにも乾燥がひどい場合には、ローションパックを併用するのもよいでしょう。
また、朝に家でできる対策としては、乳液にマカダミアナッツオイルを1滴混ぜて使うと、保湿力がアップしていい感じです。
こちらも是非試してみてくださいね。
まとめ
冬場の暖房は、喉にもお肌にも大敵です。
会社の暖房に対して個人ができることは少ないですが、それでもできる限り乾燥と戦っていきましょう!