きれいな星空を見ると、この星空をカメラに収めたい!と思いますよね。
しかし、iPhoneのカメラで星空をきれいに撮るのって難しいです。
そこで今回は、iPhoneで星空撮影するときにきれいに撮れるアプリなどを紹介していきたいと思います。
iPhoneで星空撮影はきれいにできる?
iPhoneの通常のカメラアプリで、きれいに星空撮影をするのはけっこう難しいです。
というのも、iPhoneの通常のカメラアプリで設定できることって、
・フラッシュのON/OFF
・HDRのON/OFF
・タイマーの時間指定
・色合いの変更
くらいしかないんですよね。
それ以上の細かい設定をして写真を撮りたければ、他のアプリを使うしかないのです。
ちなみに、私のiPhoneで、通常のカメラアプリを使って星空の写真を撮ると、こんな感じになります。
まあ、可もなく不可もなく、といったところでしょうか。
もともと明るい一等星のような星であれば、このように一応映りますが、それでもやはり少し暗いですね……。
これよりももっときれいに撮りたければ、以下で紹介するアプリを使ってみてください。
iPhoneの星空撮影アプリで無料のおすすめを紹介!
では、星空をきれいに撮るためのアプリを紹介したいと思います。
私のイチ押しのカメラアプリは、「星撮りカメラくん」です。
このアプリは簡単に言うと、カメラのシャッタースピードを長くする機能がついているカメラアプリです。
そもそも、なぜ星がきれいに撮れないかというと、星の光が弱いからです。
普通のカメラで星を撮ると、弱い光が一瞬しか入ってこないため、写真としても暗くなってしまうのです。
シャッタースピードを長くすることで、弱い光だとしても長時間光が取り込まれ続けるので、その分明るい写真になるのです。
この「星撮りカメラくん」は、シャッタースピードを
・3秒
・5秒
・10秒
・20秒
・30秒
の5段階で調整することができます。
シャッタースピードを長時間にすればするほど、暗い星でも明るく写すことができます。
ただ注意点としては、シャッターが開いている間は、手ブレした分だけ写真もボケてしまうということです。
なので、撮影中はiPhoneを固定しておくことが必須となります。
試しに手持ちでシャッタースピードを10秒にしてみた写真を貼ってみます。
確かに、さっきの写真よりは全体的に明るく写っていますが、どれだけじっとしていても、手で持っている限りはこのようにブレブレになってしまいます。
なので、スマホ用の三脚を使ったり、何か物に立てかけて固定したりなどの工夫が必要になります。
あるいは、真上の星空であれば、iPhoneを地面にうつぶせで置いて撮影するのもいいでしょう。
固定さえ気をつければ、普通のカメラアプリよりもかなりきれいに星が撮れるはずです。
ちなみに、同様の星空撮影アプリに「夜撮カメラ」というものもあります。
こちらのアプリも人気ではあるのですが、設定が複雑すぎるという弱点があります。
確かに、普段からカメラに詳しい人であれば、自分の好きなように設定をカスタマイズできるのでしょうが、私たちのように「カメラに詳しいわけではないけど、きれいに星空を撮りたい!」という人にとっては、触るところが多すぎるのも困りものです。
実際私も使ってみましたが、設定が全然分からなくて星がまったく写りませんでした(苦笑)。
その点、先ほど紹介した「星撮りカメラくん」は、設定できるのはシャッタースピードの時間のみ。
これ以上なくシンプルで、私たちのようなカメラ初心者にも非常に優しい作りになっています。
ですので、私としては、「星撮りカメラくん」をおすすめします。
まとめ
星空を撮るのは、iPhoneに最初から入っているカメラアプリでは厳しいです。
App storeにはいろいろと難しいカメラアプリがたくさんありますが、写真にこだわりがなく、星空がきれいに撮れればそれでいいという場合であれば、「星撮りカメラくん」が簡単でおすすめです。
注意点としては、カメラを手持ちではなく固定しなければいけないということです。
スマホ用の三脚や、何か物で固定する、あるいは地面にうつぶせで置くなどして、ブレないように写真を撮りましょう。