11月の第3木曜日には、ボジョレーヌーボーの解禁がありますね。
普段ワインを飲まない人も、この日だけはワインを飲むという方もいるのではないでしょうか?
ですが、普段ワインを飲まない場合、ワインの賞味期限や保存方法などがよく分からなくて困りますよね。
そこで今回は、ボジョレーヌーボーの賞味期限や保存方法について説明していきたいと思います。
ボジョレーヌーボーの賞味期限は?
ボジョレーヌーボーのひと瓶も結構量があります。
この量を一晩で飲むのは、結構大酒飲みじゃないと難しいですよね。
そうすると気になるのはボジョレーヌーボーの賞味期限。
ボジョレーヌーボーはいったいどれくらいもつのでしょうか?
ワインの中には、未開封であれば何十年ももつものもあります。
が、ボジョレーヌーボーは基本的に早く飲むことを想定したワインです。
なので、未開封であっても、せいぜい年明けくらいまでに飲むことが推奨されています。
つまり、2か月~3か月程度ということですね。
もちろん、未開封でこの賞味期限ですから、一度コルクを抜いたらさらに賞味期限は短くなります。
一度開封してしまったら、1週間以内には飲んでしまいましょう。
さらに言うと、できれば2,3日以内に飲み切ってしまうほうがよいです。
一度開封してしまうと、酸化が進んでどんどん風味が落ちてきてしまいます。
ボジョレーヌーボーの保存方法は?
まず、開封前は常温保管で構いません。
ここでいう常温というのは、11月中旬の常温ですので10~15℃程度ということです。
また、直射日光が当たらないところにしましょう。
日光が当たると、紫外線でワインが劣化してしまいます。
一度開封した後は、冷蔵庫で保管します。
このとき、酸化を防ぐために、瓶の口はしっかり閉じておく必要があります。
コルクを逆にしてフタをする人は多いですが、コルクは空気を通しますので、できればもっとしっかりフタをする方がよいです。
ラップを瓶の口に当てて、輪ゴムなどでぐるぐる巻きにするなどしてフタをしましょう。
ですが、この方法も完全ではありません。
というのも、いくら瓶の口を厳重にフタをしたとしても、既に瓶の中にある空気を取り除くことはできないからです。
もし瓶に残る空気も気にするのであれば、ワイン用の真空ポンプを使ったり、窒素充填をするなどの工夫が必要になります。
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ボジョレーヌーボーを寝かせると味はどうなる?
さて、ここまで説明してきた通り、ボジョレーヌーボーは早く飲むワインです。
高級ワインのように、しばらく寝かせてから飲むと深みが出るタイプのワインではありません。
ですので、「ボジョレーヌーボーを寝かせる」ということ自体、あまり意味がありません。
長期間寝かせても、ただ単に風味が落ちるだけでいいことはありません。
とにかく、
・買ったらなるべく早く飲む(できれば年内)
・開封したら1週間以内に飲む(できれば2,3日以内)
ということを意識してみてください。
ですが、タイミングが合わなくて、開封後になかなか飲めなかったりして残ってしまうこともありますよね。
残ったワインを試しに少し飲んでみたけど、まずくなってしまって飲み切るのもちょっと……となってしまうことも多いです。
そうなってしまった場合は、料理酒として使ってあげましょう。
風味が落ちてしまっても、料理酒であれば問題ありません。
赤ワインが特に効果的なのは肉料理ですので、是非活用してあげてくださいね。
まとめ
ボジョレーヌーボーの賞味期限は、開封前も開封後も短いです。
まさにその時限りの旬のワイン、という感じですね。
飲める限りなるべく早く飲んで、もし残ってしまったら料理酒として活用しましょう。
では、よいボジョレーライフを!