就活にはいろいろなマナーやしきたりがありますよね。
その中でも疑問に思うことのひとつとして、就活に時計は本当に必要なのかどうか?という点が挙げられます。
今どき、スマホをつければ時間なんていつでも分かります。
筆記試験のときは部屋に壁時計が掛かっていますし、Web試験のときはパソコンに時間が表示されています。
今回は、本当に就活には腕時計が必要なのかどうかについて考えてみたいと思います。
就活に時計は必要?
今どき腕時計を着けている人って少ないですよね。
そもそも就活を受ける会社に向かうまではスマホをつければ今の時間が分かります。
筆記試験だとしても壁時計を見れば時間くらいは分かるし、Webテストならパソコンに時間が表示されています。
まして面接中に今現在の時間が突然知りたくなることなんてありません。
そう考えると、就活という場で腕時計をつけなければならない必然性はどこにもありません。
それでも就活中は腕時計をしなければならないのでしょうか?
そんなに面接官は腕時計にこだわりを持った人ばかりなのでしょうか?
実は、腕時計にこだわりを持った面接官などほとんどいません。
しかし同時に、腕時計をしていない人にはこのような目を向けるのです。
「もしかしたら面接官が腕時計を気にする人かもしれなかったのに腕時計をしてこないとは、そのリスクを考慮する想像力がないのかな……」
つまり、「腕時計をしてこないマナーのない人」ではなく、「面接官に悪い印象を持たれる可能性、リスクを考慮しない人」として悪い印象を与えてしまうのです。
理不尽に思えるかもしれませんが、日本の就活システムは出る杭を打つ主義です。
本題と全く関係のないところで減点されたくなければ、腕時計はつけておきましょう。
就活の時計は安物でもいい?
どうせ就活でしか使わないのだとしたら、なるべく安上がりで済ませたいですよね。
でも、安物の時計って見た目でバレるものなのでしょうか?
なるべくバレずに、かつ安い時計ってないのでしょうか?
そもそも安物の腕時計はどこで差がつくのかというと、耐久性や細かい見た目などです。
例えば、メッキが剥がれやすいだとか。
または、安物だと文字盤の反射が眩しいとか。
そういう細かいところが安物と数万円クラスの時計を分けるポイントとなっています。
(ちなみに、数十万や数百万の時計との違いはデザインやブランドですので、今回の点とは全くポイントが異なります)
今回の用途は就活を乗り切りたい、とのことですので、その短期間であればメッキが剥げる前に就活を終えることができるでしょう。
また反射がギラギラしている問題も、面接は屋内で行われるものですから、基本的には気になることはありません。
そのため、デザインさえフォーマル感を出していれば、安物の時計でもごまかし切ることは可能でしょう。
就活の時計はなんでもいいの?
では、就活に使う腕時計は本当に何でもいいのでしょうか?
結論から言うと、何でもいいわけではありません。
就活用の腕時計に必要なもの、それはデザイン。
デザインただひとつです。
正直な話、時間が正確でなくても構いません。
(時計の意味とは一体……となってしまいますが笑)
どんなデザインがいいのかというと、デジタルでなく針のついた時計であり、文字盤が白か黒であり、金属か黒革のベルトであればそれだけでOKです。
2000円くらい出せばそれっぽい時計が買えてしまいます。
さらに極端な話をすると、それっぽく見えればダイソーの時計でもいいのです。
ただし、ダイソーの腕時計は布ベルトやゴムベルトのものが多いので、布ベルトを別売りの黒革ベルトに交換すれば完璧です。
ダイソーの腕時計が500円、安い黒革ベルトがざっくり500円とすると、わずか1000円でフォーマル風な時計ができてしまいます。
どうしてもお金をかけたくない場合はこの作戦を使ってみてくださいね。
まとめ
普段腕時計を全くしない人にとっては、就活で腕時計が必要と聞くとゲンナリしてしまいますよね。
でも、しょうもないところで減点されるよりは、適当にそれっぽく見える安物を着けておいた方が無難です。
1000円や2000円で内定の有無が変わるかもしれないのですから、それくらいは買っておきましょう。
これからの就活、頑張ってくださいね。