大学生の皆さん。就活は頑張っていますか?
面接も一次二次と進んでいくと、最後に待ち受けるのは最終面接。
就活のスケジュールではベンチャーや外資系企業からフライングで面接が進んでいくため、本命の大手企業の最終面接よりも先に第二志望の企業の最終面接に行くことが多いです。
しかしそうすると、第一志望の就活がまだ終わっていないのに第二志望の最終面接に臨むことになります。
そんなときに「弊社は第一志望ですか?」と聞かれてしまうと答えづらいですよね。
今回は、そんな第二志望の最終面接についてお話ししたいと思います。
最終面接の意思確認の答え方は?
あなたがこの記事を読んでいるということは、第二志望の最終面接が決まっているのだと思います。
まずは最終面接進出おめでとうございます。
しかし、第一志望の就活が終わっていないのに第二志望の最終面接に行くとなると、気になるのはやはり入社の意思確認の答え方ですよね。
実は第二志望なのに、「御社が第一志望です!」と答えていいのだろうか……?となる気持ちはよく分かります。
なんとかして上手い答え方はないのでしょうか?
ひとつの解決策として、「第一志望群です!」と答えるというテクニックがあります。いや、ありました。
しかし今ではこの「第一志望群」という言葉が第二志望以下に使われる言葉ということが広く知れ渡ってしまいました。
そんな中で「第一志望群です!」と答えようものなら、第二志望以下であることがバレバレになってしまいます。
そのため、残念ながら、最終面接では何が何でも「第一志望です!」と言うことが正解、ということになってしまいます。
自分の信念として絶対に嘘だけはつきたくない!と思っているのでなければ、ここは仕方ないと割り切って堂々と嘘をつきましょう。
ちなみに「第一志望の結果が出るまで保留させて頂けませんか?」なんて言おうものなら即不合格ですからね。
たかがひとりの学生の個人的な事情にそこまで配慮してくれる企業なんてありません。
内定を受けた後に辞退できる?問題になる?
では、嘘をつき通して第二志望の内定を勝ち取ったとして、後で第一志望の内定が出た時に辞退できるのでしょうか?
基本的に内定自体には何の法的な拘束力もありません。
まして、実際に内定を出してよいとされているのは10月1日からです。
すなわち、最終面接直後に出されるのは厳密にいうと内定ですらない内々定です。
内定にすら法的拘束力がないのですから、内々定を辞退しようと何の問題もありません。
断るときも、後日「よくよく考えさせて頂いたのですが、大変申し訳ございませんが内定は辞退させて頂きます」とでも言っておけばいいのです。
ちなみに、内定を辞退するときはちゃんと電話で連絡しましょうね。
メールだと礼儀知らずだと思われてしまいますし、何より相手が辞退の連絡を受け取ったかどうかの判断ができませんので。
内定を辞退するとハラスメントを受ける?
メールではなく電話で連絡するとなると、ハラスメントを受けるのではないか……と心配になる人もいるかもしれません。
しかし、基本的に相手は電話口で吠えているだけで、実際には何もできないのでどっしりと構えていましょう。
「直接会社まで来い!」と怒鳴られても行く義務はありませんし、「学校に連絡するぞ!」と脅されても気にする必要はありません。
(もちろんこれは自由応募のときの話です。大学推薦で内定を辞退すると翌年以降の後輩の枠がなくなってしまうのでやめましょう)
大抵の場合は実際に大学に連絡がいくことはありませんし、仮に連絡がいったとしても自由応募の内定を蹴ったくらいで大学に連絡されても「はあ、そうですか」で終わりです。
そもそも大抵の企業は内定者の1人や2人辞退することを見越して採用活動をしています。
していないのはよほど無計画な会社か、あるいは内定者自体が1人2人しかいない小さい会社くらいです。
なので、ハラスメントの心配なんてせずに目の前の面接に全力を出してくださいね。
まとめ
第二志望の最終面接だとしても、堂々と「第一志望です!」と言うことが大切です。
むしろ、最終面接に向けて最も準備すべきは堂々と第一志望と言い張る練習なのではないでしょうか(笑)
その後で第一志望の内定が無事取れたときは、誠意を込めて電話で内定自体の連絡をしましょう。
ハラスメント的な脅しを受けるかもしれませんが、所詮は電話の向こうですので気にせずに。
第二志望の内定もしっかり取っていきましょうね!