夏になるととうもろこしが美味しいシーズンになりますね。
茹でてよし、焼いてよしの美味しいとうもろこし。
ただ、歯に挟まりやすいのが難点ですよね……。
自分自身の歯はもちろん、子供の歯に挟まってしまうと、歯磨きで上手く取りきれなかった場合は虫歯の原因にもなってしまいますし、なんとしても歯に挟まるのは防ぎたいところです。
今回は、そんなとうもろこしをきれいに歯に挟まらずに食べる方法をご紹介します。
とうもろこしが歯に挟まらない食べ方は?
とうもろこしを何も考えずに普通に食べると歯に挟まってしまいますよね。
普通に食べると歯に挟まってしまうのは何がいけないのでしょうか?
とうもろこしを何も考えずに普通に食べるとき、おそらくとうもろこしの両端を両手で持って、真ん中からかぶりつくのではないかと思います。
そうすると、とうもろこしの実の根元に歯がしっかりと当たらず、中途半端なところでとうもろこしの実を削ってしまうので歯に挟まってしまうのです。
こうなってしまうのを防ぐためには、とうもろこしの端から順番に食べていくことが重要です。
必ずとうもろこしの実の根元に前歯が当たるようにして、きっちり根元から実をこそぎ落としていくのです。
また、とうもろこしを3cmくらいの輪切りにして、いつもかぶりつく方向から90度回転させた方向で食べるのもおすすめです。
こうすると、上の前歯も下の前歯もとうもろこしの実の根元にしっかりと当てることができ、そのままかぶりつくことで根元から実を取りやすくなります。
包丁で切るというひと手間がかかりますが、おすすめの方法です。
とうもろこしのきれいな食べ方は?
とうもろこしのもうひとつの食べ方として、かぶりつくのではなく先に実を取ってから食べるという方法もあります。
しかし、1粒1粒手で取っていくのは非常に時間がかかって面倒くさいですよね。
また、1粒ずつしか口に入らないと、とうもろこしを食べている感覚が物足りないという人も多いです。
そんな方のために、一気に大量に実をはがすテクニックをご紹介します。
まず、縦方向に2列ほど、とうもろこしの粒を1粒ずつ取っていきます。
(縦方向というのは、とうもろこしの長い方向のことです)
2列ほどの粒を取り終えたら、一方の手でとうもろこしを持ちます。
そして、反対の手の親指の横腹で、一列になっているとうもろこしの粒に対して斜め下方向に力を入れて一気に粒を押し出します。
すると、ボロボロと粒が取れていきます。
これは上手くいくとかなり気持ちいいです(笑)
1列終わったらまた次の1列……とそのままとうもろこしを1周させて、全部の粒を取りましょう。
取ったとうもろこしの粒をスプーンなどですくって一気に食べれば、とうもろこし欲も満足するはずです。
とうもろこしの食べ方で道具を使ってきれいに食べる方法は?
手でとうもろこしの粒を取っていく方法は、コツがあるとはいえやはり面倒くさく感じますよね。
もっとお手軽に、ササッと取れる方法はないのでしょうか?
簡単な方法としては、包丁を使った方法があります。
まず、とうもろこしを10cmくらいの適当な大きさの輪切りにします。
そして、大根をかつらむきするように、とうもろこしを根元からかつらむきしていくのです!
すると、面白いように粒が取れていきますよ。
他にもバターナイフのような先のとがっていないナイフがあれば、とうもろこしの端の根元にバターナイフを当てて、そこから反対側の端まで彫刻刀のようにバターナイフを滑らせていけば、こちらも気持ちいいほどにとうもろこしが取れていきます。
ただ、勢いよく滑らせすぎてとうもろこしの粒が飛んでいかないように注意しましょう(笑)
また、コーンカッターという、とうもろこしの粒を取ることに特化した道具もあります。
とうもろこし専用の道具なだけあって、早さも精度もバッチリです。
ウチはとうもろこしシーズンには何回もとうもろこしを食べるよ!という場合は買ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
とうもろこしが歯に挟まらないきれいな食べ方はいくつかあります。
そのすべてに共通するのは、「粒の根元からこそぎ落とす」ということ。
かぶりつくにしても先に取るにしても、このことは忘れないようにしましょうね。
今年の夏は、歯に挟まることを気にせずにとうもろこしを食べられる夏にしていきましょう!