土用の丑の日といえばうなぎですよね。
ただ、スーパーにうなぎを買いに行くと……高い!
一人暮らしの身としては、この1日のためにそんなに高いうなぎを買うのはちょっと……という気分になってしまいますよね。
「うなぎじゃなくて、この隣にあるあなごでもいいんじゃないか……?」なんて思ってしまったあなたのために、土用の丑の日にあなごを食べるのはアリなのか?について説明したいと思います。
土用の丑の日にあなごを食べても問題ない?
スーパーで買うと高いうなぎ。
あなごで代用するのはアリなのでしょうか?
当然といえば当然ですが、土用の丑の日にあなごを食べてはいけないという決まりはどこにもありません。
実際、土用の丑の日当日であっても、スーパーにあなごは売っていますからね。
私もお金がない学生時代のときは、うなぎの代わりにあなごを食べていました。
うなぎもあなごも、蒲焼きにしてしまえばどちらも同じ!……とまでは言いませんが、蒲焼きのタレの味は同じですからね(笑)
それに、あなごは実は夏バテにも効くので、実用的な意味でもおすすめです。
特に、たんぱく質や鉄分、カリウムなどは、うなぎよりも豊富に含まれているのです。
というわけで、土用の丑の日にあなごを食べるのは、全然「アリ」!だと思いますよ。
土用の丑の日にうなぎを食べるのはなぜ?
ではそもそも、土用の丑の日にうなぎを食べるのはなぜなのでしょうか?
土用の丑の日にうなぎを食べるようになった始まりは諸説あるそうです。
有名な説のひとつとしては、平賀源内が言い出したという説です。
そもそもうなぎの旬は秋~冬にかけてであって、本来は夏場はうなぎが売れなくて苦労していたそうです。
今では考えられないですよね。
そうして困っているうなぎ屋さんに、平賀源内がこうアドバイスしたそうです。
「『土用の丑の日』というキャッチフレーズを店の前に出してみなさい」
これが大ヒットして、「土用の丑の日=うなぎ」というイメージが出来上がったそうです。
これが一番有名な説ですが、他にも説がいろいろとあります。
土用の丑の日でうなぎ以外に食べるものはある?
「土用の丑の日=うなぎ」というイメージが出来上がった説として、他にもこんなものがあります。
土用の丑の日には、「『う』し」にちなんで、「う」の付く食べ物を食べると良いとされた……という説です。
よく分からないですよね?私もよくわかりません(笑)
「『うし』の日」にちなんで「うし」を食べるなら分かりますが、「う」の付く食べ物なら何でもいいのか……って思ってしまいます。
が、とにかくそういう伝統があったのですね。
(もちろん、「う」がつけば良いので「うし」もセーフですけどね!)
「う」の付く食べ物ですので、瓜や梅干し、うどんなどなど……そのような「う」の付く食べ物の中で、特別「うなぎ」が有名になった、ということのようです。
ということは、あなごを食べて、ついでに「ウ」ーロン茶でも飲んでおけば、土用の丑の日感はバッチリ!ということになりますね。
うなぎは買えないけど、土用の丑の日感は出したい……!という方は、「あなご+ウーロン茶」の組み合わせ、いかがでしょうか!?
まとめ
土用の丑の日だからといって、必ずうなぎを食べなければいけないということはありません。
うなぎは買えないけど、土用の丑の日な気分になりたい人は、あなごで代用してみてはいかがでしょうか?
そのときのドリンクはウーロン茶がおすすめですよ!
せっかくですから、節約しながらも土用の丑の日をエンジョイしてみてくださいね!