新年といえば初詣。
そして初詣と言えばおみくじですよね。
今年1年の運勢を占うおみくじ。
ですがそこで凶を引いてしまった場合、どうすればよいのでしょうか?
今回は、おみくじで凶を引いてしまった場合の対処法などをお話ししていこうと思います。
おみくじで凶が出たら引き直してもいい?
おみくじで凶を引いてしまうと、ちょっと落ち着かないですよね。
所詮はおみくじとはいえ、やっぱり「凶」という文字は気になるものです。
できれば、良い結果が出るまでおみくじを引きたい……と思う気持ちもわかります。
ところで、おみくじって何度も引いてもよいのでしょうか?
「おみくじを何度も引くと運勢が下がる」……なんて言われていたら困ってしまいますよね。
でも安心してください。
おみくじを何度も引くことは別に悪いことではありません。
実際に神社の宮司さんに二度目のおみくじを引いていいか尋ねたところ、特に問題はないと言われました。
ものは考えようで、もし二度目のおみくじでよい結果が出たら、自分の執念が凶の運勢を追い払ったと考えればよいのです(笑)。
おみくじで凶が出る確率はどれくらい?
ところで、おみくじで凶が出る確率ってどれくらいなのでしょうか?
おみくじの名所である浅草寺では、実際におみくじの内訳が公開されています。
その情報によると、
吉………35%
半吉……5%
小吉……4%
末小吉…3%
末吉……6%
凶………30%
となっているそうです。
ほかの神社でのおみくじの内訳はなかなか情報が見当たりませんでしたが、全国的にもだいたいは同じくらいの割合と見てよいのではないでしょうか。
そうすると、おみくじのうちの30%は凶ということになりますね。
……どうですか?思ったより多いと思ったのではないでしょうか?
30%も凶が出るのであれば、凶を引いたくらいで落ち込むのもバカらしいと思いませんか?
なので、気にせず2回目を引きましょう!
ちなみに、2回連続で凶を引く確率は9%です。
でも9%ということは、10人に1人くらいは2連続で凶を引く人がいるということです。
例えば高校生のときのクラスメイトが30人いたとしたら、その中の3人くらいは2連続で凶を引くということです。
というわけで、2回連続で凶を引いてもヘコむことはありません。
負けずに3回目も引きましょう!(笑)
ちなみに3回連続で凶を引く確率は3%、4回連続だと1%、5回連続だと0.2%です。
万が一このくらい連続で凶を引いたとしたら、一周回ってラッキーと考えてもよいかもしれませんね。
凶を5連続で引いた今この瞬間こそが運気のどん底で、後は這い上がっていくだけだ!と思いましょう。
おみくじで凶が出たときの対処法は?
さて、何度かおみくじを引いてよい結果が出たとして、最初に引いた凶のおみくじをどうすればいいのかも気になりますよね。
基本的には、良い結果のおみくじは家に持って帰って、悪い結果のおみくじはお祓いをするのがよいとされています。
悪い結果のおみくじをお祓いする方法として有名なのが、神社の木の枝におみくじを結ぶという方法です。
しかもこのとき、利き手と反対の手でおみくじを結ぶことで、「困難に打ち勝つ」という意味も重なって、より運気が上がります。
凶のおみくじは、このようにして忘れずにお祓いをしておきましょうね。
ただ、最近はなんでもかんでも木の枝におみくじを結ぶ人が増えてきたため、枝が折れてしまうという事件が頻繁に起こるようになりました。
そのため、神社によっては木の枝におみくじを結ぶことを禁止している神社も出てきてしまいました。
あなたがおみくじを引いた神社がそのような神社の場合は、ルールを守って木の枝に結び付けるのはやめておきましょうね。
その場合は、その神社の宮司さんなどに相談して、ほかの方法でお祓いをしてもらうようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
おみくじの結果が悪かった時は、2回目、3回目のおみくじを引いても問題はありません。
結果の悪かったおみくじはそのまま持って帰らずに、神社でお祓いをしてから帰りましょう。
そして、最後に残った幸運のおみくじだけを信じればOKです。
それでは、良い一年を!