だんだんと暑くなってくると、車で出かけるときにエアコンをつけたくなりますよね。
そんな日にエアコンが効かなくなってしまうと最悪な気分になってしまいます。
なぜ車のエアコンが効かなくなってしまうのでしょうか?
今回は車のエアコンが効かない原因や、修理をどこですべきかといったお話をしたいと思います。
車のエアコンが効かない原因は何?
暑い日に車のエアコンが効かないとゲンナリしてしまいますよね。
車のエアコンが効かない原因って何なのでしょうか?
車のエアコンが効かないときに真っ先に確認してほしいのは、A/CスイッチがONになっているかどうかです。
久しぶりにエアコンをつけたからA/Cスイッチを入れるのを忘れていた……というのは、笑い話のようですが本当によくある話なので、まずはこれだけは確認してください。
さて、A/Cスイッチが正常にONになっている場合、エアコンの故障であることは確実です。
この場合、どこに原因があるのでしょうか?
車のエアコンが効きにくい場合、原因として最も考えられるのは、エアコンガスの問題です。
例えば、ガス漏れしてガスが減ってしまっていたり、詰まりが起こっていたりすると、冷房が正常に効きません。
この場合は、ちゃんと技術を持った人にエアコンの修理をしてもらう必要があります。
ガスを入れるだけなら車好きの友人にやってもらえばいいのでは?と思ってはいけません。
エアコンガスは多くても少なくてもダメです。
ちょっと車を知っている程度の人がガスを補充すると、今度はガス圧が高くなりすぎてエアコンが壊れてしまいますので注意しましょう。
ガスのほかにも、コンプレッサーが壊れているというのもよくある症状です。
この場合は余計に素人にはどうしようもないものですので、素直にプロに頼みましょう。
車のエアコンの修理はどこでするのがいい?
素人が車のエアコンを修理してはいけないということは分かりましたが、具体的にはどこで車のエアコンの修理をしてもらうのがいいのでしょうか?
街中にはオートバックスやイエローハットなどのカー用品店がたくさんありますし、ガソリンスタンドでも簡単な修理はやってもらえるイメージがありますよね。
ただ、車のエアコンの修理に関しては、ガソリンスタンドはもちろん、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店で修理を行うのもやめましょう。
もっと専門的な修理ができる、電装屋や整備工場、あるいはディーラーに持ち込むことを強くおすすめします。
そもそもガソリンスタンド店員やカー用品店の店員は、普通の人よりはさすがに車には詳しいですが、とはいえ車の中身を知り尽くしているほどのレベルの人はほとんどいません。
車のエアコンの故障は原因がひとつではなく、まずどこに原因があるのかを突き止めることから始まりますので、ちょっと車に詳しい程度の人には手に負えないものなのです。
確かに、運よくあなたの車の故障がガス切れなどのシンプルなものだった場合はそのような店舗でも直すことができますが、そうでなかった場合はお金は取られるしエアコンは直らないし、最悪の場合故障を悪化させただけになってしまう可能性まであります。
安心して車のエアコンを修理に出したいのであれば、少し遠くても電装屋や整備工場やディーラーに持っていってプロに直してもらいましょう。
車のエアコンの修理の費用はどれくらい?
修理に持っていく場所が決まったら、次に気になるのは修理の費用ですよね。
車のエアコンの修理の費用はどれくらい掛かるのでしょうか?
先ほども言ったように、車のエアコンの故障原因はひとつに限ったものではありません。
そのため、費用はズバリいくら!と言うことはできません。
1万円以下から10万円以上まで、本当にさまざまな場合があるので覚悟しておきましょう。
例えばエアコンのガス圧が低いだけの問題であれば、ガスを補充するだけなので1万円も掛かりません。
しかし、複数部品や大型部品のトラブルだった場合は数万円は掛かります。
あなたの車のエアコンが効かない原因が分からない以上、10万円掛かってもいいくらいの覚悟は必要です。
とはいえ、基本的にはそこまで複雑なトラブルにはなっていないとは思いますけどね。
まとめ
今すぐにでも直したい車のエアコンの不調。
最寄のガソリンスタンドやカー用品店でさっさと直してほしいものですが、これらのお店はエアコンの修理には役に立たない可能性が高いです。
多少遠くても、手間が掛かっても、電装屋や整備工場やディーラーに持っていくのが唯一の正解です。