長期休暇になると、免許を取ろうとする人が増えます。
免許を取るにはそれなりの固まった時間が必要ですから、普通の平日よりも長期休暇のほうがスケジュールを組みやすいんですよね。
ただ、いざ免許を取ろうとしたときに気になるのが、免許を取るなら合宿と通いとどっちがいいの?という疑問。
今回は、そんな免許の取り方についてお話ししていきたいと思います。
免許は合宿と通いどっちがいい?
免許を取ろうとすると、その方法としては大きく分けて2つあります。
それは、免許合宿に申し込んで取る方法と、普通に通いで免許を取る方法です。
「結局どっちがいいの?」と思うかもしれませんが、結論から言うと、どちらもメリット・デメリットの両方があります。
ですので、今回はそのメリットとデメリットの両方をちゃんと紹介した上で、あなたが納得できる方法で免許を取るのが一番だと思います。
ちなみに、私は通いで免許を取得しました。
一方で、私の友人の何人かは、友人同士で免許合宿に行き、免許を取ってきました。
そこでの実体験を交えながら、合宿と通いのそれぞれのメリットとデメリットについて紹介していきたいと思います。
免許は合宿と通いで料金はどう違う?
まず、一番気になるところの料金について見ていきましょう。
料金は合宿と通いでどれくらい違うのでしょうか?
そもそもですが、あなたは合宿と通い、どちらの方が高いと思いますか?
「合宿のほうが宿泊費とか食費がかかるんだから、そりゃ合宿の方が高いでしょ!」
……と思っていませんか?
実際私もそう思っていました。
しかし、実は合宿の方が安いというケースが多いのです!
一例ですが、通いだと28万円かかるのに、合宿だと20万で済んだ……という例もあります。
では、なぜこのような逆転現象が起こるのでしょうか?
これは、都会と地方とのいろいろな面での差のせいなのです。
地方だと、通いで免許を取得する教習生が少ないです。
そのため、料金を安くしてでも、とにかく客集めをしないと成り立たない……という教習所もあります。
また、一般的に都心よりも地方のほうが人件費が安いです。
教習所の教官やスタッフを安く雇えるため、教習料金も安くなる、というケースもあります。
さらに、合宿だと途中で投げ出すことができませんよね。
一方で、通いだと途中で来なくなってしまう人が一定数出てきてしまいます。
途中で来なくなってしまうと、教習代を返金しなければならなくなってしまうため、収益を確実に上げられる合宿生は重宝される、という裏事情もあったりするのです。
そんなわけで、免許合宿は実は安いのです。
料金の観点から言うと、合宿の方がおすすめとなります。
免許合宿のメリットデメリットは?
他にも免許合宿のメリットはあります。
例えば、免許を取得するまでの最短日数が違います。
合宿だと最短で17日で免許を取得することができますが、通いだと19日ほどかかってしまいます。
これは、一般的に通いだと教習と検定を同じ日に行わないのに対して、合宿だとその2つを1日に詰め込んでスケジュールを組まれていることがあるからです。
その分体力は使いますが、時間を節約するという面でも合宿はメリットがあります。
一方で、免許合宿にももちろんデメリットはあります。
例えば、合宿は宿が相部屋になっていることがあります。
キリのいい人数で友人同士で行くのであれば問題ないですが、そうでない場合はストレスになる場合もあるでしょう。
仮に人数を揃えて友人同士で行ったとしても、隣の部屋がうるさくて眠れない!というトラブルもあるようですが……。
これは運次第ですね。
また、これも運次第なのですが、私の友人が参加した免許合宿では、出てきたご飯が超まずかったそうです。
毎日のようにtwitterで不満ツイートが流れてきて、大変そうだなあと思いました(苦笑)
このように、事前情報だけでは分からない欠点があるかもしれないというのがデメリットでしょうか。
また、合宿のデメリットというよりは通いのメリットと言った方が正しいと思いますが、「自分の知っている道で路上実習ができる」というのは案外バカにできません。
実習中に地図を渡されて、「ここまで行ってください」と指示されることがあります。
そのときに、「あー、あそこね」と思えるのと、地図を見て必死に見知らぬ道を運転するのでは、かなり難易度が違います。
今どきカーナビを使えば道を知らなくても大丈夫ですが、残念ながら教習車にはカーナビは付いていませんからね……。
というわけで、地図を読むのが苦手な人は、通いの方が安心かもしれませんね。
まとめ
免許を取る場合、合宿にも通いにも、それぞれメリットとデメリットがあります。
料金や期間など、目に見えるメリットを重視するなら合宿を。
「知っている道で実習ができる」という精神的なメリットを重視するなら通いをおすすめします。
自分にあったプランを選んで、免許を取っていきましょうね!