夏になると蚊の姿を見かけるようになりますね。
私たち大人は蚊に刺されたときは掻いてはいけないということが分かっていますが、子供の場合はかゆいのが我慢できなくて掻いてしまう子が多いです。
そしてずっと掻いているうちに掻き壊してしまうことも……。
掻き壊してしまうと傷口から細菌が感染してさらに症状が悪化してしまうこともあります。
今回は、そんな子供が蚊に刺された腫れを掻き壊さないようにするための対処法を紹介していきたいと思います。
子供が蚊に刺されても掻き壊ししない方法は?
子供は蚊に刺されるとかゆくてついつい掻きむしってしまいますよね。
口でどれだけ注意しても、かゆいという違和感や掻きたいという本能にはなかなか逆らえないものです。
とはいえ、蚊に刺されたところを掻き続けていたらそのうち掻き壊して傷口が悪化してしまうのは分かりきっていること。
そのまま子供の掻きたいように掻かせるわけにもいきませんよね。
子供が蚊に刺されて掻き壊ししないいい対策はないのでしょうか?
私のおすすめは、マキロンのかゆみどめパッチを蚊に刺されたところに貼ってあげることです。
【第3類医薬品】第一三共ヘルスケア マキロンかゆみどめパッチP 48枚
かゆみ止めパッチを貼ることで、パッチのかゆみ止め成分が作用してかゆさ自体を軽減させるのと同時に、パッチが絆創膏のように傷口を保護してくれるため、子供が掻きむしるのを防ぐことができます。
安くて量も多いので、日常的に使えていい感じですよ。おすすめです。
蚊に刺されて子供の肌が腫れたときに薬はどうする?
既にムヒなどのかゆみ止めが家にある場合、それを使えるのかどうかも気になるところでしょう。
基本的には赤ちゃんほどの年齢でなければ、大人用の普通のムヒを使っても問題はありません。
ただし、もともと皮膚が弱い子供の場合は、赤ちゃん同様にベビームヒなどの刺激の弱いムヒを使ったり、あるいは皮膚科に行ってお医者さんに適切な薬を処方してもらうのが無難な対策でしょう。
ムヒのような塗り薬を塗るときは、薬を塗る前にきれいな水で蚊に刺されたところを洗うのが重要です。
まずは患部を清潔に。そしてその上から薬を塗る。
この順番が鉄則です。
関連記事 ⇒ 赤ちゃんが蚊で腫れるのは大丈夫?薬は塗る?まぶたを刺された場合は?
子供が蚊に刺されて腫れるときの対処法は?
子供が蚊に刺されて腫れてしまったとき、他には対処法はあるのでしょうか?
薬に頼らない対処法もあれば知りたいという人は多いと思います。
シンプルな方法としては、蚊に刺されたところを冷やすという手があります。
蚊に刺されたところを冷やすと、一時的にではありますが、かゆみを抑えることができます。
ただ、実は冷やすよりも効果的な対処法があるのです。
それは逆に蚊に刺されたところを温めるという方法です。
40~50度の熱い蒸しタオルを用意します。
その蒸しタオルを蚊に刺されたところに当てていると、蚊のかゆみ成分を熱によって分解することができるので、かゆみや腫れを抑えることができます。
こちらの方法は冷やす方法とは違い、かゆみをごまかすのではなくかゆみ成分そのものを分解するため、もっと根本的な解決ができます。
ただ、蒸しタオルは40~50度と結構熱いです。
小さい子供だと熱いのを嫌がったり、最悪の場合やけどしてしまう可能性もありますので、もしこの方法を使う場合はちゃんと様子を見ながら行ってくださいね。
まとめ
蚊に刺されてかゆくなること自体も悩みですが、かゆみ自体は放っておけば治ります。
一方で、子供が蚊に刺されたところを掻き壊して感染症になってしまうと症状がどんどん悪化してしまいます。
「かゆい」が「痛い」に変わってしまう前に、しっかり早めの対策を打っておきましょう。
基本的には市販のムヒやパッチが効果的ですが、蒸しタオルを使うことで薬なしでもよくなる可能性がありますので、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。
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蚊に刺された後の対策も重要ですが、そもそも蚊に刺されないようにすることも同じかそれ以上に重要なことです。
以下の記事では、化学合成された殺虫成分を含まず、子供にも安心で安全な蚊除け対策を紹介しています。
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