就活本番のシーズンが近づいてきました。
就活では普段意識しないマナーやしきたりを気にする機会が増えますよね。
その中でも納得できない人はとことん納得できないルール、それは「面接には時計をしていかなければならない」というルールです。
ファッションで着けたくない人はまだしも、より深刻なのは金属アレルギーで腕時計が着けられない人でしょう。
今回は、金属アレルギーの人に就活の腕時計問題を乗り越える方法について解説していきます。
就活で時計は金属アレルギーでもしなきゃいけないの?
面接マニュアルを見ると、大抵のものには「シンプルな腕時計を着けなさい」と書かれています。
では、金属アレルギーの人も腕時計は着けていかなければいけないのでしょうか?
残念ながら、面接で要らぬ失敗をしたくないのであれば、腕時計は着けていった方が無難です。
面接官はあなたが金属アレルギーなのかどうか知りません。
そのため、腕時計を着けていない場合は、「この人は腕時計を着けていないな」と悪い印象を与えます。
これは面接官が腕時計に興味がない場合でも同様です。
「私はともかく、もしかしたら面接官に悪い印象を与えるかもしれないという可能性を考慮しなかったのかな」と思われてしまうので、同様にマイナスイメージとなってしまいます。
また、自分が金属アレルギーだから許してほしいと伝えようとしても、腕時計を着けていない就活生を見て面接官の方から「なぜ腕時計をしていないのですか?」と親切に理由を聞いてくれることはありません。
もちろん、聞かれてもいないのに「私は金属アレルギーなので腕時計をしていませんがお許しください」と突然言うのも面接の流れとしておかしいですよね。
つまり、自分が金属アレルギーであるという弁解をする場はなく、ただ単に腕時計をしていない人と同列に扱われてしまうということです。
金属アレルギーでもつけられる腕時計のおすすめは?
面接の場では、あなたが金属アレルギーであろうともそれを考慮してくれる面接官はいません。
そのため、金属アレルギーでも着けられる腕時計を選んで着けていく必要があります。
腕時計によく使われる素材のうち、金属アレルギーの症状が最も出やすいものはニッケルです。
そのため、選ぶのであればニッケルフリーの腕時計が好ましいでしょう。
その中でも、特に金属アレルギーの人におすすめな時計はチタン製の時計です。
というのも、金属アレルギーになりにくい金属として有名なのはプラチナですが、チタンはそのプラチナよりもさらに金属アレルギーの恐れが少ない金属だからです。
その上、プラチナと比較して当然価格も安いです。
また、チタン製の時計は作りがしっかりしたものが多く、入社してからも問題なく使い続けることができます。
そのため、どうせ買うのであればチタン製の腕時計をおすすめします。
例えば、ビジネス向けのチタン製の腕時計には以下のようなものがあります。
シチズン アテッサ ATTESA ダイレクトフライト エコドライブ ソーラー電波 クロノグラフ CB1070-56A [正規品] メンズ 腕時計 時計
ただし、このような肌に着けるものは当然店頭で実際に着けて確かめてみるのが重要です。
実際に着けて問題ないことを確かめてから購入しましょう。
時計のアレルギー対策は他にはある?
入社してからも腕時計をする場合はチタン製の腕時計がおすすめですが、入社後に腕時計をすることは考えていない人もいると思います。
確かにチタン製の腕時計はおすすめなのですが、他の素材の腕時計と違い、数千円でその場しのぎの安物を買うことはできません。
本当に就活のためだけに腕時計を買おうとする場合は、どのような対策をすればよいのでしょうか?
この場合はチタン製であることは諦めて、見た目だけビジネスライクな黒革ベルトの腕時計を購入してください。
参考記事⇒就活の時計はGショックでも大丈夫?デザインは?男性の相場はどれくらい?
そして、腕時計の裏蓋部分にシートを貼り、肌と金属が直接触れるのを防ぎましょう。
シリカクリン サラッとシート 腕時計ベルト用 ブラック 4枚入
ほんの数か月、数回着けるだけと割り切るのであれば、この方法で何とか乗り切るのが良いでしょう。
ただ、安物の時計はメッキが剥がれるのも早いのでお気をつけて……
まとめ
就活という、ある種異常な場では、金属アレルギーでも腕時計を着けていないと不利になる可能性があります。
入社してからもアレルギーの心配なく腕時計を長く着けていきたい人、あるいは営業などで人と会うことが多い職業の場合は、このタイミングで思い切ってチタン製の腕時計を買ったほうが良いです。
一方で本当に就活のためだけに腕時計を用意するつもりで、なんとかこの場だけを乗り切りたいという人は、金属アレルギー対策用のシートを腕時計に貼ってごまかしながら就活を乗り越えましょう。
就職活動、頑張ってくださいね。