今年も夏がやってきました。
夏と言えば楽しいイベントもありますが、憂鬱になるイベントもあります。
それは、ゴキブリの出現です。
しかも、一度見つけたのに退治し損ねて逃がしてしまった場合の恐怖はものすごく大きいですよね。
見つけなければ今まで通りに過ごせたのに……。
もう知ってしまったら元には戻れません。
なんとしてもこのゴキブリを駆除しなければ……!
今回はそんなあなたのために、一人暮らしでのゴキブリ対策についてお話ししたいと思います。
ゴキブリを見失ったらどうする?
ゴキブリと鉢合わせるだけで心臓が止まりそうになるのに、それを取り逃がしてしまったら、もう心が休まる瞬間がありませんよね。
一度取り逃がしてしまうと、後はどこの隙間に隠れたのか、どこの物陰に隠れたのか、そもそも違う部屋に行ってしまったのか……。
すべての可能性を考えないといけなくなってしまいますし、もうすべてを投げ出したくなってしまいます(苦笑)。
しかも一人暮らしだとその恐怖や心細さが何倍にも膨れ上がるんですよね。
実家なら家族の中で得意な人に任せることもできましたし、ある部屋でゴキブリが出ても、その部屋を封鎖して違う部屋に逃げ込むこともできました。
しかし一人暮らしだと間取りはワンルームなど、狭い部屋の人が多いでしょう。
そうなってしまうと逃げる部屋もありません。
こうなってしまった場合、ゴキブリが隠れていそうなところに殺虫スプレーをひたすら撒いたとしても、その効果はそこまで期待できません。
というのも、奴らは一度隠れるとスプレーの勢いの届かない奥深くに隠れたりしやがるからなんですよね。
しかも、「こんなところに入れるの!?」ってくらい狭いところに隠れたりもします。
そのため、思いつく限りの場所を必死でスプレーしても不完全なことが多いのです。
そう聞くと余計に不安になってしまいますよね。
でも安心してください。
ここからは、そんな状態でも確実に効く方法を紹介していきますね。
ゴキブリを見失った!そんなときに最も確実なのは、バルサンやアースレッドといった、噴霧タイプの殺虫剤で、部屋全体を殺虫成分で充満させることです。
【第2類医薬品】アースレッドWノンスモーク霧タイプ 6~8畳用 100mL×3
どこにいるのか分からない?じゃあ部屋全体を殺虫してしまえ!という考えです。
幸い、一人暮らしの部屋はそんなに広くありませんよね。
窓を閉め切って、エアコンや換気扇をすべて止めて、噴霧タイプの殺虫剤を起動!
そのまま2時間くらいどこかに出かけてしまいましょう。
殺虫剤で蒸し焼きにされたゴキブリは、耐えられずに死んでいることでしょう。
ちなみに、帰ってきたときにはドアのすぐ下には気をつけてくださいね。
なぜかというと、殺虫剤が充満してくると、当然ゴキブリはそれから逃げようとします。
そうして少しでも殺虫剤濃度が低いほうへ逃げようとした結果、ドアや窓の近くで死んでいることがあるからです。
私も扉を開けたら取り逃がしたゴキブリが転がっていたことがありますからね。
ちなみにそのときは窓の近くに小さなゴキブリももう1匹転がっていました……他にもいるとは恐ろしい。
とにかく、扉を開けたらまずは安全確認!重要ですよ。
また、噴霧タイプの殺虫剤を使うときの注意点ですが、部屋全体が殺虫剤で満たされてしまうので、食器類や歯ブラシ等はしまっておきましょう。
ゴキブリのせいで一人暮らしで寝れないときは?
ゴキブリを取り逃したせいで今日の夜は寝れないよ!とお困りのあなた。
今がまだ薬局が開いている時間なのであれば、やることはひとつ。
今すぐ薬局に行って噴霧タイプの殺虫剤を買ってくることです。
ネット通販だと当日には届きません。
とにかく薬局へGO!です。
そして、残念ながらもう薬局が閉まってしまった時間帯にこの記事を読んでいる場合。
この場合は、私だったらネットカフェにでも泊まりに行きますね……。
だって考えてもみてください。奴がどこにいるかわからない部屋で一晩を過ごすことを。
まずお風呂。
お風呂に入っている隙だらけのときに奴に出くわしたら、もう逃げ場がありません。
そして睡眠。
抵抗ができない睡眠中に奴が近づいてきたら……と考えたら眠れません。
だったら、もう今日はこの家は諦めて、別のところで夜を過ごすべきなんですよ。
幸い、最近のネットカフェはシャワーも付いていますし。
ネットカフェで一晩過ごし、翌日普通に生活して、帰りに噴霧タイプの殺虫剤を買ってきて、起動したらすぐ家を出て2時間ほど待機。
私ならそうします。
ゴキブリの対策で一人暮らしにオススメの方法は?
で、薬局で殺虫剤を買うのであれば、同時に次回以降の対策も整えておきたいですよね。
噴霧タイプの殺虫剤は、逃がしたゴキブリを仕留めるのには最適ですが、ゴキブリ対策としては最強とは言えません。
というのも、このタイプの殺虫剤は成虫には効きますが、卵には効かないのです。
恐ろしいことに、「1匹見たら20匹はいると思え」という言葉がありますよね。
そのため、巣ごと、そして卵ごと完璧に駆除しなければ、完全に駆除したことにはならないのです。
というわけで、噴霧タイプで全方位殺虫した後は、ブラックキャップなどの「卵にも効く」タイプのエサを設置して、完全にゴキブリを撲滅しましょう。
ブラックキャップは即効性はありませんが、ジワジワと確実に数を減らしていくことに定評があります。
また、実はもうひとつオススメの殺虫剤があります。
それは、「待ち伏せ効果」のあるゴキジェットプロです。
【第2類医薬品】医薬品ゴキジェットプロ秒殺+まちぶせ 450mL
通常のゴキジェットって、直接噴射して殺すものですよね。
でもこれは、直接噴射してももちろん効果がある上に、事前に侵入してきそうな場所に噴射しておくと、後日そこを通ったゴキブリにも効果があるという、トラップのような殺虫剤なのです。
噴霧タイプの殺虫剤で一旦部屋の中をきれいにしたら、ドアの隙間や排水溝、換気扇などなど、あらゆる進入経路に噴射しておきましょう。
即効性の噴霧殺虫剤、遅効性のブラックキャップ、進入防止の待ち伏せ殺虫剤。
この3つをしっかりと使いこなして、この夏を無事に乗り切りましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一人暮らしの身にとってゴキブリは天敵ですが、今は便利な世の中です。
取り逃がした場合でも確実に仕留める殺虫剤は存在しますし、今後奴らに出会わなくなるための予防策もたくさんあります。
今この瞬間は心休まらないかもしれませんが、3種の殺虫剤を買い揃えて、憎き奴らを滅ぼしましょう!