大学新入生のみなさん。一人暮らし生活は慣れてきたでしょうか?
新生活も数か月すると、いい意味でも悪い意味でもある程度慣れてくると思います。
例えば自炊。新生活始めたばかりのときは「一人暮らしで自炊も頑張るぞ!」と思っていたのが、今となっては「自炊めんどくさい……」となっている人は多いです。
実際私も自炊へのモチベーションは大学一年生の6月には綺麗に消えてしまいましたからね(笑)
今回は自炊で上手く手を抜きながら食費もそこそこ抑える方法を伝授したいと思います。
大学生の自炊ってめんどくさい!どうすればいい?
冒頭でもお話しした通り、大学生活が始まった直後は、新生活で環境が変わったばかりなのでやる気に満ち溢れています。
しかしそこから1か月すると、まずは五月病が襲ってきます。
そしてそれを乗り越えたとしても、だんだんレポートやテストが忙しくなってきて「今日は勉強が忙しいし……」と甘えてしまいます。
さらにお盆で帰省して、何もしなくてもご飯が出てくる実家の環境を再び経験してしまうと……もう自炊する気力が消えてしまいますよね。
というわけで、自炊がめんどくさくなってしまうのはあなただけではないのです。
とはいえ、毎食外食というのも食費が高くなってしまいます。
一般的な外食だと500円~1000円くらいはかかってしまいますからね。
私の過去の経験からのおすすめとしては、「平日昼と夜を学食で食べ、それ以外を自炊とする」という作戦です。
あなたも普段平日昼は大学にいると思いますし、1日の最後の授業が終わると夕食を食べるくらいの時間になっているのではないかと思います。
そこで、その昼と夜だけはその流れで学食を食べるのです。
自炊だけだと野菜がなかなか食べられなかったりしますし、ここで栄養のバランスをとるという側面もあります。
大体学食で1食食べようとすると、400~600円くらいでしょうか。
この値段で昼と夜の2食食べると、大体1日1000円くらいになります。
もしそれだと高すぎる!というのであれば、家でご飯を炊いて冷凍してタッパーに入れてくるという手もあります。
大体の大学の生協にはお弁当を温めるための電子レンジがありますから、そこでご飯を温めれば後はおかずだけ買えばOKです。
この方法ならご飯分の100円くらいが浮きますので、2食で200円ほど浮きます。
大学生の自炊で簡単なレシピは?
先ほど平日の昼と夜は学食がおすすめと言いましたが、裏を返すと平日の朝と休日の食事は自炊するのがおすすめです。
平日の朝は不要であれば朝食抜きでもいいですが、それはあなたの胃袋の調子と相談してください。
それでは、まずは手間のかからない平日の朝食レシピをご紹介します。
ちなみに、他の自炊ブログは大体自炊が好きな人が運営しているので、簡単と言いつつ結構凝ったものを作っていたりしますが、私は本当に面倒くさがり屋なので、本当に雑です。
「簡単だけど見栄えもよくて美味しい料理!」といったレシピを期待している方は、たぶんご期待には添えませんのでご了承ください。
平日朝の簡単レシピ集
トースト+ベーコン+ゆで卵
①鍋に卵を入れ、卵がつかるくらいまで水を張ります
②そのまま火にかけて放置します
③10分くらいしたらパンをトースターに入れます
④トースターで数分パンを焼きます(トースターによって時間が違うので調整してください)
⑤適当な皿にラップを敷いて、その上にトーストを載せます
⑥そろそろゆで卵ができているので、卵をお湯から出して先ほどの皿に載せます(熱いので注意!)
……これで終わりです。ベーコンは袋を剥いてそのままバナナのように食べます。
ゆで卵は殻をむいて、適当に塩を振って食べましょう。
このレシピの何がいいかというと、洗い物が一切ないことです。箸すら使いません。
お皿はラップを敷いてあるので洗う必要はありませんし、鍋もお湯を沸かしただけなので洗う必要はありません。
どうしても気になる場合でも水洗いすれば十分です。洗剤は要りません。
豆腐とヨーグルト
タイトルのまんまです。
①豆腐のパックを開けて、スプーンで中心を少しすくいます
②その凹みに醤油を入れます
③後はそのまま豆腐を食べます
④食後に小分けパックのヨーグルトを食べます
こちらは先ほどのレシピよりはおなかに溜まりませんが、とにかく開けて食べるだけなので早いのがメリットです。
食べ終わったらパックはゴミ箱に捨てるだけ。
食べるのに使ったスプーンも、油汚れはないので手で水洗いすればそれでOKです。
休日の簡単レシピ集
続いては休日の簡単レシピです。
こちらは平日朝のレシピよりは少しはマシですが、作るのは非常に簡単です。
コンセプトとしては、一度作れば2食、3食分になること。そして野菜が取れることです。
洗い物は出てしまいますが、休日なので洗い物はできるという前提で進めたいと思います。
ポトフの作り方
①圧力鍋に油を敷きます(以降、具を入れた後は時々かき混ぜること!)
②鶏肉を切って鍋に入れます(カット済みのものでもいいです)
③ジャガイモの皮をむいて一口大に切って入れます
④玉ねぎの皮をむいて頭とお尻を切り、8分の1くらいの大きさに切って全部入れます
⑤人参の皮をむいて一口大に切って入れます
⑥具材がつかるくらいまで水を入れます
⑦もやしを入れます
⑧蓋をして重りを上にはめて圧力加熱します
⑨沸騰したら火を止めて待ちます
⑩圧力が下がったらフタを開けて、コンソメの素(キューブ)を2個入れます
⑪コンソメが溶けたら完成!
結構手順が多いように感じるかもしれませんが、慣れたらすぐ作れます。
ポトフは大きい圧力鍋で一度作れば2食分か3食分にはなりますし、パンにもよく合います。
同じようなレシピにカレーもありますが、カレーはルーが鍋にこびりついて洗うのが大変なのでおすすめしません。
鶏肉、ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、もやし……と、値段が上がりにくい食材が多いのもおすすめポイントです。
後で紹介する鍋は、年によって白菜の値段が極端に上下するので結構高くなってしまうことがあります。
鍋の作り方
①鍋に水を入れます
②お好きな肉や肉団子を入れます
③白菜を一口大よりちょっと大きいくらいに切って入れます
④他にもネギやキノコやもやしなど、入れたい材料を入れます
⑤醤油や味噌など、お好きな調味料で味付けして完成!
寒い季節であれば鍋の安定感は抜群です。
こちらも一度作れば2食、3食分になります。
ポイントは、市販の鍋の素を使わないこと。
醤油や味噌があれば十分美味しい鍋が作れます。
また、具材を食べ切ったら残りスープで締めをするかと思いますが、このときはご飯よりもうどんがおすすめです。
なぜなら、ご飯だと鍋にこびりついて洗うのが面倒だからです。
面倒なことは徹底的になくす!これが一人暮らしの自炊を続けるコツです。
自炊の片付けが面倒な場合はどうすればいい?
「作るのはいいけど、片付けが面倒だから自炊はしたくない」という人は多いです。
しかし、ここまで読んでくれたあなたならもうわかるように、「面倒な片付けがないレシピを作る」というのが自炊を続けるコツなのです。
片付けが少ないレシピを作るという他にも細かいテクニックはあります。
例えば、何かをお皿に載せるときはラップを敷いてからその上に載せること。
こうすることで、食べ終わった後にラップを捨てれば、お皿自体は綺麗なままです。
また、どうしてもラップの上には載せられない料理だったり、あるいは食べている途中にラップが破れてお皿が汚れてしまった場合は、その汚れをティッシュで拭いてから洗うと洗い物が楽です。
こういった細かい工夫をすることで、上手に手を抜いて自炊生活を続けていきましょう!
まとめ
自炊がめんどくさいと思ってしまう気持ちはよく分かります。
ただ、それでも食費を抑えるために自炊を続けたいと思うのであれば、いかに楽をできるか?という視点でいろいろな工夫をしてみましょう。