修学旅行で初めて飛行機に乗る人は多いと思います。
私も高校生の修学旅行が人生で初めての飛行機でした。
そして初めて飛行機に乗る人の中には、飛行機が怖くて仕方ない!という人もいるのではないかと思います。
今回は、そんな恐怖心をどうやって乗り越えていけばいいのかを考えてみたいと思います。
修学旅行の飛行機が怖い場合はどうすればいい?
修学旅行で乗る人生で初めての飛行機。どうしてこんなに怖いのでしょうか?
私の場合は、よくテレビのドキュメンタリー番組で飛行機墜落の再現映像を見て、「こんな乗り物絶対に乗りたくない!」と思っていました。
突然飛行機の壁に穴が空いたり。
テロリストに飛行機をハイジャックされたり。
着陸しようと思ったら車輪が出てこなくて摩擦熱で爆発したり。
……そんなショッキングな映像ばかり見せられると嫌になってしまいますよね。
また、飛行機の中では逃げ場がないのも恐怖心を煽ります。
例えば電車であれば途中下車もできますが、飛行機だと離陸したら最後、着陸まで何もできません。
そういうシチュエーションがどんどん恐怖心になっていくんですよね。
とはいえ、修学旅行で1人だけ違う交通手段で移動するわけにはいきません。
じゃあ修学旅行を欠席するか?と言われると修学旅行自体は行きたいし……
こんな怖い気持ちをどうすればいいのでしょうか。
みんなこんな怖い気持ちの中飛行機に乗っているのでしょうか。
飛行機が事故する確率はどれくらい?
この恐怖心を抑える1つの方法として、飛行機が事故する確率を正しく知るという対処法があります。
飛行機が事故を起こす確率は、0.000032%らしいです。
……いくつゼロがついているのか分かりにくいですね。
言い換えると、およそ300万人に1人の確率です。
他の確率と比較してみましょう。
例えば交通事故で死亡する確率。これは0.0077%だそうです。
つまり、交通事故で死亡するのはおよそ10万人のうち8人。
ということは、交通事故で死亡する確率は、飛行機で事故に遭う確率よりも240倍も高いのです。
あなたは普段交通事故で死ぬ可能性を考えながら生活していますか?そんなことはないですよね。
飛行機はそれくらいに安全なのです。
考えてもみてください。日本だけでも1日に1000機以上の飛行機が毎日空を飛んでいるのです。
でも、飛行機が墜落したニュースを聞くことなんてほとんどありませんよね。
そう考えると、少しは飛行機への恐怖心も和らいできませんか?
飛行機が怖いときの対策はある?
飛行機が安全な乗り物だということは頭では理解できたと思います。
飛行機が安全であるということが頭で理解できたなら、後はそれを心に納得させるのが、一番シンプルな恐怖への対策です。
ただ、頭ではわかるけどやっぱり怖いものは怖い……という人もいるでしょう。
実際に一度飛行機に乗ってしまえば「なんだこんなもんか」と思えるのですが、最初の1回はやっぱり怖いですよね。その気持ちはわかります。
どうしても怖さがごまかせないというのであれば、心療内科に行ってカウンセリングを受けたり、抗不安薬や睡眠薬を処方してもらうのも1つの手でしょう。
病院に行くこと。薬を飲むこと。これは決して悪いことではありません。
それだけで少しでも安心できるのであれば、積極的に利用していきましょう。
まとめ
飛行機は決して危ない乗り物ではありません。
よっぽど自動車の方が事故に遭う確率は高いです。
とはいえ、乗ったことのない乗り物が怖いのは自然なこと。
もし不安が消えないのであれば、心療内科でカウンセリングを受けたり、抗不安薬や睡眠薬を処方してもらって、落ち着いた気持ちで飛び立ちましょう。