日本の七夕祭りで最も有名なのは、毎年8月6日~8日に行われる仙台七夕祭りではないでしょうか。
名前だけは聞いたことがあるけど、実際に行くのは初めて!という方のために、仙台七夕祭りの混雑具合や子連れでも楽しめる楽しみ方などを紹介していきたいと思います。
仙台七夕祭りは混雑する?
日本最大級の七夕祭りと聞くと、相当な混雑をイメージしてしまいますよね。
実際のところ、仙台七夕祭りの開催期間の混雑はどれくらいのものなのでしょうか?
実は、仙台七夕祭り自体の混雑はそれほどでもなく、むしろ前夜祭である仙台七夕花火祭の方がよっぽど混雑するのです。
花火祭の方は大きな交通規制も行われますが、七夕祭り本番はほとんど交通規制は行われていないほどの差があるんですよ。
また、かつては星の宵まつりというパレードが行われており、そのときだけは会場となる定禅寺通が交通規制の対象となっていたのですが、震災のあった2011年以降はこちらのパレードは行われておらず、交通規制もなくなったようです。
そのため、混雑についてはそこまで気にしなくても大丈夫です。
強いて言えば、初日の8月6日はバスツアー客が大量に押し寄せてくる傾向がありますので、8月7日か8日の方がさらに混雑を避けられます。
また当然ですが、平日よりは土日の方が混雑します。
ただ、平日より混むとは言え、押しつぶされるほどの混雑ではありませんので、そこまで警戒する必要はありませんので安心してくださいね。
仙台七夕祭りは子連れでも大丈夫?
仙台七夕祭りはものすごい混雑というわけではありませんので、子連れで行っても楽しめる可能性は高いです。
特に小学生くらいのお子さんがいると、綺麗な七夕飾りを触ったり、くぐったり、眺めたり……と、七夕飾りをのんびり見るだけでも十分楽しめます。
七夕祭りの期間中であれば、街全体に七夕飾り自体はありますが、中でも本格的に七夕飾りが飾られているのは中央通と東一番丁通の2つの通りです。
中央通が東西に伸びているのに対して、東一番丁通は南北に伸びているのですが、この中央通は仙台駅から近いということもあり、どちらかといえば混んでいる通りになります。
そのため、より空いている通りで七夕飾りを見たいのであれば、南北に伸びる東一番丁通をおすすめします。
東一番丁通の中でも、中央通と合流するよりも南側は特に空いているのでおすすめスポットです。
具体的に言うと、東一番丁通が青葉通や南町通にぶつかっている付近ですね。
より快適に七夕飾りを楽しみたいのであれば、この付近をのんびり歩いてみるのはいかがでしょうか。
仙台七夕祭りの楽しみ方は?
それでは、仙台七夕祭りをさらに楽しむ楽しみ方は一体どんなものなのでしょうか?
そもそも仙台七夕は、同じ東北の青森ねぶた祭りのような熱気があるお祭りではなく、元々は七夕飾りを見ながら商店街の七夕セールや露店を冷やかすようなお祭りだったそうです。
そのため、先ほどの章で紹介したように、人の少ない通りでのんびり七夕飾りを眺めたり、あるいはのんびり歩きながら屋台で食べ物を買ったりするのが実は王道の楽しみ方なのです。
屋台では子供が喜ぶ定番の風船やかき氷もありますし、仙台らしさを味わいたいのであれば、牛タン串やずんだシェイク、ひょうたん揚げなども売っているので是非買ってみてください。
お祭りというともっと活気のある姿をイメージしてしまうかもしれませんが、子供とのんびり過ごすお祭りもまたいいものですよ。
まとめ
仙台七夕祭りは日本最大級の七夕祭りですが、混雑度は意外とそこまででもありません。
空いている場所さえ押さえておけば、子連れでも快適に楽しめますので、今年の夏は是非仙台七夕祭りを楽しんでくださいね。
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