5月5日はこどもの日です。
ひと昔前は、こどもの日には鯉のぼりを揚げて兜を飾るというイメージがあったものの、最近では周りの人に迷惑になるからと、鯉のぼりを揚げることが禁止されている自治体があったりするそうです。
では兜はどうか?というと、こちらは自治体に禁止されるということはないものの、一戸建てならともかくマンション住まいでは兜を置くスペースは厳しい……という家が増えています。
今回はそんな中でも兜を飾る必要があるのか?という疑問を解決したいと思います。
こどもの日に兜って必要?
鯉のぼりが揚げづらくなってしまった今、こどもの日に兜は必要なのでしょうか?
今どきだと、スペースに限りのあるマンション住まいの人も多いですし、文化や伝統にうるさい人も減ってきましたので、必ずしも飾る必要はないと思います。
ただ、あなたのご両親や義両親がうるさいのであれば、ささやかでも兜を買っておいたほうが角が立たないでしょう。
あなたの親世代がこういう文化や伝統にうるさいのは世代のせいかもしれませんし、地域のせいかもしれません。
あなたの親世代だと、こういう行事は盛大にお祝いする文化がまだ残っていました。
また、都会ではまず見かけませんが、今でも田舎に行くと鯉のぼりが揚がっている家は存在します。
地域によってはこどもの日の文化がまだ根強く生きているところもあるのです。
このように価値観が違う場合は、お互いに言い合っていてもキリがありません。
スペースの問題がありますから盛大な兜は買えませんが、小さい兜くらいは買ってあげるのがいいでしょう。
こどもの日の兜に小さいものってあるの?
兜というと、歴史の教科書や時代劇で武士が被っているような大きくてゴツゴツしたものを思い浮かべるかもしれません。
私がイメージしていたのもそのような大きな兜ですし、実際に昔に私の実家にあった兜は縦50㎝×横150㎝×高さ100cmくらいの大きさがあったように記憶しています。
しかし実は最近は小さな兜も売られているのです。
これはやはり最近一戸建てに住む人が減ってきて、兜を盛大に飾るスペースがなくなってきたという時代の流れなのでしょう。
みんなあなたと同じような悩みを持っているんですよ。
そんな小さな兜。どれくらいの大きさかというと、それなりにしっかりとした見た目の兜セットでも、だいたい50cmくらいの中に収まっています。
イメージとしては、下の写真のような兜です。
当店オリジナル 五月人形 兜 コンパクトミニ ちりめん【扇面 金色兜 お飾りセット】端午の節句 初節句子供の日 マンションサイズ 『龍虎堂』【リュウコドウ】
また、もし50cmでもまだ大きい!本当に机の上に置けるくらいのプチサイズのものがいい!というのであれば、なんと20cm程度の大きさの兜もあるのです(下の写真)。
コンパクト 兜飾 5179 櫃付兜中緋色出陣飾り (ハンドタオル付) 端午の節句 五月人形 ミニチュア フィギュア 初節句 出産祝い 戦国武将 ミニ
このように、現在では本当に小さな兜も売られています。
このくらいであれば、あなたの家にも無理なく置けるのではないでしょうか?
こどもの日の兜の値段ってどれくらい?
ここまでで、兜にも小さなものがあることが分かったと思います。
では、そんな小さな兜のお値段はいったいいくらくらいなのでしょうか?
通販サイトで調べてみると、50cmサイズの兜であれば2万円~5万円くらい、20cmサイズの兜であれば1万円を切るくらいが相場のようです。
高いと思いましたか?安いと思いましたか?
「こんな小さいので数万円もするの!?」と思ってしまうかもしれませんが、これひとつあるかないかでご両親との関係に角が立たないなら十分アリなのではないでしょうか。
それに、小さくても兜は兜です。もしかしたらこの兜があなたのお子さんの大切な思い出になるかもしれません。
ご両親との人間関係のためにも。お子さんにとってのこどもの日の思い出作りのためにも。これくらいの兜なら買ってあげてもバチは当たらないと思いますよ。
まとめ
全員が納得の上であれば、必ずしも兜を買う必要はないと思います。
ただ、もしあなたのお子さんのために兜を飾りたい!と思っている人が身近にいるのであれば、スペースと相談して小さな兜を買うのもひとつの選択肢として考えてみてくださいね。