仕事で写真を撮ってデータに残すことって結構ありますよね。
その際、手持ちで撮ると手ブレしたり再現性が悪かったり……ということで、三脚の購入を検討するという流れになることは多いです。
ただ、「適当に三脚買っておいて!」と言われても、普段カメラに興味がない人は、どんな三脚を選べばいいのか検討も付きませんよね。
そこで今回は、業務用の三脚の選び方について解説していきたいと思います。
三脚を業務用に選ぶときの注意点は?
まず、どの三脚を買うかよりも先に、どこで三脚を買うかについて考えておきましょう。
というのも、仮に欲しい三脚が見つかったとして、法人で購入できるネットショップにその型番が置いているとは限りませんからね。
個人用の購入であれば、Amazonでもヨドバシドットコムでもワンクリックで買える時代ですが、業務用だと法人担当者に連絡して、見積もりを出してもらったりする作業がありますので、なかなか面倒くさいです。
一応Amazonには法人アカウントというものがあるのですが、逆に言うとこれを作っておかなければならないため、小回りが利きにくいというデメリットとも言えます。
ヨドバシドットコムには法人担当窓口があるのですが、電話とFAXにしか対応していないようです。
そのため、見積もりをメールでもらったりすることはできず、常にFAXでの対応となります。
参考までに、私は以前にヤマダ電機の法人担当者とメールベースでやり取りをしていました。
見積もりもメールベースで出してくれましたよ。
それ以外にも、商社を間に挟めば、いつもどおりの流れで見積もりから発注まで行うこともできます。
手間賃が少しプラスされてしまいますけどね。
三脚の選び方はどうする?
では、気になる三脚の選び方について説明します。
まず、三脚を伸ばした際に、自分の身長と比べて極端に低いものは選ばないほうがよいです。
というのも、自分が目で見た対象物の印象と、三脚で撮影した写真の印象が異なる原因となるからです。
一方で、ローアングルからの撮影にも対応しているほうがよいです。
物によっては、見る角度で対象物の印象が変わることがあります。
その印象の差を写真に残すために、ローアングル撮影に対応できる型番をおすすめします。
つまり、三脚は最高長も最低長も確認しておくべし!ということです。
また、クイックシューという、カメラの取り外しが素早くできる機能に対応しているほうが何かと便利です。
こちらも要チェックですよ。
三脚の有名メーカーってどこ?
ちなみに、三脚の有名メーカーってどこがあるのでしょうか?
三脚に詳しくないので、できれば有名なメーカーのもののほうが安心して使えますよね。
三脚の有名メーカーは、国内であればVelbonかSilkが有名どころです。
よく分からないのであれば、これらのメーカーのものにしておいたほうが無難でしょう。
では、これらのチェックポイントを踏まえた上で、おすすめの三脚の例をご紹介します。
例えば、「Velbon SHERPA 535III」はおすすめできる三脚です。
最高長が1730mmですので、人間が立って見た印象を再現することが可能です。
そして、最低長も282mmと低いところまで対応しており、ローアングル撮影も可能です。
また、クイックシュー対応、重量も2kg未満と運びやすいことも特長です。
実際、ヨドバシドットコムのレビューにも「仕事用に購入」とのコメントが残されていますので、実績もあり無難な選択だと思います。
まとめ
業務用の三脚を選ぶときは、
・最高長が十分高いか?
・最低長が十分低いか?
・クイックシューがあるか?
・メーカーはどこか?(VelbonかSilkがおすすめ)
このあたりを確認しておきましょう。
そうすれば、三脚初心者でもハズレを引く可能性は限りなく低くなるでしょう。