5月は東大の五月祭があります。
東大生の子供を持つご両親が子供に会おうと五月祭に来るのをよく見ますが、肝心の子供は屋台の運営で忙しくてなかなかご両親の相手をしてあげられず、両親は取り残されて「さて何をしようか……」となってしまう事例をたくさん見てきました。
今回はそんなことのないように、五月祭に何度も足を運んだ私が五月祭おすすめスポットについて解説していきたいと思います。
五月祭のおすすめ企画は?
五月祭では本当に様々な企画が催されています。
文化祭らしい音楽の企画や、その他さまざまな趣味や特技を極めた企画。
そして最高学府に相応しい学問の企画。
事前に調査をしておかないと、どこに行ったらいいのか分からなくなってしまうほどです。
その中でも「これは!」という企画を紹介します。
何度見ても騙される!マジックショー
定番といえば定番なのかもしれませんが、東京大学奇術愛好会のマジックショーは必見です。
マジックショーは2種類あり、公演時間が決まっているステージマジックと、常に行っているテーブルマジックの2種類があります。
ステージマジックはまさにマジックショー!テレビで見るような驚きのマジックの連続です。
テーブルマジックは派手さはありませんが、目と鼻の先で行われているのに種も仕掛けも分かりません。
どちらのマジックも楽しめること間違いなしです!
大道芸人よりすごい!?ジャグリングショー
次はジャグリングです。東大のマラバリスタのジャグリングは一流と言っても過言ではありません。
例えばジャグリングの基本となるお手玉。3個はもちろん、4個、5個、6個……。中には7個ができるメンバーもいたのだとか。
大道芸人よりすごいというのは誇張ではなく、本当に世界で数人しかできない技ができる人もいるとの噂です。
やはりジャグリングも頭の回転が大事なのでしょうか?(笑)
こちらもショーの時間が決まっているので、気になる方は事前に要チェックです!
いまやテレビでも大人気!AnotherVisionの謎解き公演
ひと昔前は、東大の謎解きは知る人ぞ知るイベントだったのですが、いまやテレビでも特集されて知らない人はいないほどでしょう。
頭を悩ませる謎が次々と迫ってきますが、解けた瞬間の気持ちよさは格別です!
ただ、「解けた!」と思っても実は最後の最後でどんでん返しがあるかもしれないので最後まで気を抜かないようにしましょうね。
私も過去に最後の最後でやられたことがあります(笑)
こちらは予約制で、事前予約と当日予約の2種類があります。
予約のタイミングで内容は変わりませんが、やはり事前予約をしておく方が安心です。
五月祭の穴場!?弥生キャンパスのうな重と日本酒の利き酒
これは本当に穴場なのですが、東大の五月祭は本郷キャンパスだけでなく、すぐ隣の弥生キャンパスでも行われています。
こちらの弥生キャンパスでは、なんと学生たちが養殖したうなぎを使ったうな重の販売や、日本酒の利き酒イベントが行われています。
いろいろな企画を見て疲れた身体に、美味しいうなぎと美味しい日本酒が染み渡ることでしょう。
うな重は場所が分かりにくいのですが、弥生キャンパスの正門を入ってまっすぐ行った建物の裏側に入り口があります。
利き酒は弥生キャンパスの正門を入って左の建物です。こちらは見つけやすいと思います。
ただ、お酒を飲む人は、門のすぐそばでアルコールパスというストラップを事前にもらわないとお酒を飲ませてくれないので注意しましょう!
五月祭の屋台のおすすめは?
五月祭の楽しみ方は企画だけではありません。
お祭りらしくいろいろな屋台も出ています。
ただ、基本的にほとんどの屋台はよくある屋台と変わらず面白味がありません(フランクフルトや綿菓子、焼きそばなどなど……)。
その中でも面白い屋台は、やはりこちらも弥生キャンパスに集合しているのです。
弥生キャンパスは利き酒企画をやっていることもあり、お酒を飲みたい大人が集まることを見越してビールや焼き鳥、燻製など、一味違った屋台が集合しています。
食にこだわるなら弥生キャンパス、といったところでしょうか。
本当に美味しいものがたくさんあるのでおすすめです。
東大の観光スポットは?
せっかく東大に来たのだから、東大らしい観光をして帰りたいという方もいるかと思います。
東大の観光スポットの定番といえば、赤門と安田講堂でしょうか。
赤門を見たい場合は、一度門から出て外の道を歩いたほうがスムーズに移動できます。
安田講堂は赤門からは少し遠いので、こちらも外を通って東大正門へ。
そこからまっすぐ行けば安田講堂が見えます。
また、安田講堂の右側の道を下ると、夏目漱石で有名な三四郎池があります。
そして安田講堂の裏側には東大の生協があるので、そこの売店で東大グッズも買うことができます。
このような流れで移動すると、有名な観光スポットを回りながらおみやげも買えるので便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
五月祭は本当にいろいろと見るものがあります。
ある程度事前に予定を決めておかないと、できることが多すぎて何をするのか迷ってしまうので、ご自身の中でイメージを膨らませてみてください。