伊勢の観光名所といえば伊勢神宮ですが、伊勢には伊勢神宮同様に天照大神にちなんだ有名スポットがほかにもあります。
それは天の岩戸です。
今回は、そんな天の岩戸の観光情報について、実際に行ってみた写真を交えて紹介していきたいと思います。
天の岩戸は伊勢のバスでも行ける?タクシー必要?
伊勢神宮ほどではありませんが、天の岩戸も地味ながら手堅い観光スポットです。
ですが、この天の岩戸、地図を見るとどうやら遠いところにありますね。
天の岩戸に行きたいと思った場合、バスと徒歩でも行けるものなのでしょうか?
それとも、タクシーやレンタカーが必要なのでしょうか?
結論から言ってしまうと、バスと徒歩で行けるといえば行けるのですが、実際にバス+徒歩で行ってみた結果としては、あまりおすすめはできません。
理由は3つあります。
1つ目の理由は、「天の岩戸口」というバス停から実際の天の岩戸までがそもそも遠いことです。
天の岩戸口という名前でありながら、天の岩戸にたどり着くまでに1.5kmくらい歩く必要があります。
一方で、駐車場から天の岩戸までは200mくらいなので、全然違いますよね。
ただ、1.5kmくらいなら全然歩けるよ!という人もいるかもしれません。
ですが、2つ目と3つ目の理由を聞くと、ちょっと怪しくなってくるかもしれませんよ。
2つ目の理由は、天の岩戸と呼ばれる滝の場所まで行くのは確かに1.5kmで済むのですが、さらに最奥にある風穴という場所まで行こうとすると、そこからさらに歩く必要があるということです。
(左が天の岩戸、右が風穴)
天の岩戸から風穴までは、直線距離だとせいぜい200mくらいです。
ですがこの道、めちゃくちゃ険しいのです。
普段から山登りなどされている方であればなんのことはないのですが、普段こういう道を歩きなれていない私からするととても大変でした。
そもそも道らしい道がないし、
階段は急だし、
道の隣は崖だし、
川の水で濡れて滑りやすい飛び石を渡ったりするし、
と、なかなかに大変でしたよ。
あと、雑草も生い茂っているので、長ズボンじゃないとちょっと気持ち悪いかもしれません。
そして3つ目の理由は、帰りのバスが1時間に1本くらいしかないことです。
つまり、思ったより歩くのに時間がかかってしまって帰りのバスを乗り過ごしたら、そこでもう1時間待たなければならないのです。
天の岩戸口の周りって本当に何もありません。
こうなったらあきらめてタクシーを呼ぶしかないですね……。
じゃあ最初からタクシーでいいじゃん、という話になるわけです。
天の岩戸の所要時間はどれくらい?
天の岩戸の所要時間は、だいたい次の通りになります。
まず、もしバス停から歩くのであれば、バス停から駐車場までが15分くらい。
駐車場から天の岩戸(滝のところ)までが5分くらい。
そして天の岩戸から風穴までが7分くらいです。
そうすると、バス停からの往復なら1時間くらい、駐車場からの往復であれば30分くらいかかることになりますね。
天の岩戸の料金はいくら?
最後に天の岩戸の料金のお話をしましょう。
天の岩戸自体には、入場料といったものはありません。
また、駐車料金も無料です。
一応賽銭箱はありますので、お賽銭を入れる場合はそれくらいでしょうか。
バスの料金というのであれば、伊勢市前駅から天の岩戸口までが680円。
タクシーの料金であれば、15kmくらいなのでだいたい5000円くらいですかね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
天の岩戸にバスで行くのはなかなかキツキツのスケジュールになります。
常に早歩きで、時間を気にしながら歩く感じです。
私も帰りのバス停では疲れて座り込んでしまいました。
なので、体力や脚力に自信がない方は、素直にタクシーやレンタカーを使いましょうね。
ちなみに天の岩戸の周りは電波が非常に悪いです。
現地についてから何か調べようとしても手遅れだったりするので、電波の届く今のうちに情報収集と作戦を立てておきましょうね。
また、風穴への道の入り口がわかりにくかったので、最後に入り口の写真だけ載せておきますね。
それでは、お気をつけて行ってらっしゃい!