新年を迎えると、いよいよ受験本番が近づいてきます。
合格祈願のために初詣に行くという人も多いでしょう。
ですが、子供本人が初詣に行くべきかどうかは意見が分かれるところです。
そこで今回は、そんな受験シーズンの初詣についてお話ししていきたいと思います。
受験生は初詣に行くべき?
「受験生は初詣に行くべきか?」
これにはいろいろな意見があります。
「受験直前に合格祈願に行かなくていつ行くんだ!」という人もいれば、「受験直前に勉強の時間を削ってまで初詣に行く必要なんてない!」という人もいます。
「万が一失敗したときに後悔しないためにも、できる限りのことはしたほうがいい!」という人もいれば、「初詣に行って風邪でも引いたらそっちのほうが後悔が大きい!」という人もいます。
結局のところ、受験生本人が初詣に行くかどうかというのは、本人が決めるのが一番です。
受験は全力を出し切って、後悔のないように終えるのが一番です。
それが初詣に行くという選択であっても、行かないという選択であっても、本人が望むようにしてあげるのが一番です。
受験生が初詣に行ったら風邪もらわない?
ただ、やっぱり初詣で風邪をもらってきてしまう心配は大きいですよね。
1月は寒くて体調を崩しやすいですし、さらに風邪のウイルスも流行ってくる季節です。
そんな中で初詣に行くというのは少し怖い気もします。
もし本人が初詣に行きたいというのであれば、混雑する時間を避けて、朝早くに行くのがいいでしょう。
もちろん、年明けの早朝は混雑していますので、1月2日とか1月3日の早朝のほうが空いているはずです。
人が少なければ、それだけ風邪のウイルスをもらう心配は少なくなります。
ただ、早朝ということはそれだけ気温も低いですので、防寒対策はしっかり行っておきましょう。
また、人が少ないからと言って油断は禁物です。
マスクをつけて、手洗いうがいをしっかりすることは必須ですよ。
合格祈願を親だけでしてもいいの?
逆に本人が初詣に行かなくていいというのであれば、無理に行かせる必要はありません。
ただ、もし本人が行かないというのであっても、ご両親が代わりに行って合格祈願をしたり、お守りなど買ってあげるのは良いことですね。
ですが、そこで気になるのは、親だけで合格祈願に行ってご利益があるのかどうか?という点。
実際のところ、どうなんでしょうか?
以前に神主様から聞いたことがあるのですが、本人の代わりに代理の方が参拝をしたとしても、まったくご利益は変わらないとのことでした。
神様の心はとても広いのです。
なので、子供の代わりにお祈りをしてあげましょう。
もちろん、親が初詣に行く場合も風邪対策は怠らないように。
親がウイルスをもらってきて、家の中でバラまいてしまったら意味ないですからね。
ところで話は変わりますが、受験の時のお賽銭ってどれくらいすべきなのでしょうか?
ちょっと気になりますよね。
お賽銭は神様が要求しているものではなく、心ばかりのお供えとして入れるものですから、多すぎず少なすぎずのお金が良いとされています。
ですが、受験は大イベント。
いつもより奮発してお賽銭を入れる親御さんも多いようですよ。
一般的に縁起が良いとされているのは5円玉(「ご縁」がありますように)ですが、お札も縁起が良いとされています。
私の両親も、私が受験するときは奮発して1000円札を入れていました(笑)。
1000円札、2000円札、5000円札、1万円札、いずれも縁起が良いとされていますので、お札であればどれでもOKです。
ただ、ちょっとケチって500円玉を入れるのだけはやめておきましょう。
なぜなら、500円玉は一番大きい硬貨ですよね。
それが転じて、「これ以上の効果(硬貨)がない」という意味になってしまうからです。
「お賽銭、奮発するならお札を入れる!」ということを意識しましょうね。
まとめ
受験は本人にとっても親にとっても大イベントです。
後悔のないように、できる限りのことはしてあげたいものですね。