今年も1年お疲れ様でした。
年越しにはよく年越しそばが食べられますよね。
ですが、そばアレルギーで年越しそばが食べられないという人も多いです。
そこで今回は、そばアレルギーの人は年越しそばをどうすればよいのかについてお話ししていきたいと思います。
年越しそばアレルギーならどうする?
1年の締めくくりとして食べられる年越しそば。
ですが、そばアレルギーの人は、どう頑張っても年越しそばは食べられないですよね。
そもそも年越しそばって何のために食べるのでしょうか?
ほかの麺類を食べるのではダメなのでしょうか?
また、年越しそばを食べなかったら何かバチが当たるという言い伝えがあったりするのでしょうか?
いろいろ気になるところではありますよね。
(まあ、仮にあったとしても、食べられないものは食べられないのですが……)
結論から言ってしまうと、年越しにそばを食べなければいけないという理由はありませんし、そばを食べなかったからバチが当たるという言い伝えもありません。
なので、ひとまず安心してくださいね。
まずはそもそもの話、年越しそばの由来から説明していきますよ。
年越しそばの由来って何?
そもそも年越しそばにはどのような意味があるのでしょうか?
年越しにそばを食べる理由としては、大きく分けて2つあります。
1つ目は、そばは麺が切れやすいことから、「今年1年の災厄を断ち切る」という願いを込めてそばを食べるという説です。
今年の悪い出来事を断ち切って、希望にあふれた新年を迎える。
素晴らしい心がけですね。
2つ目は、そばは細長いことから、長寿の祈願であるという説です。
先ほどの理由はそばを食べる理由になっていましたが、こちらの理由はちょっと微妙ですね……。
細長ければよいのであれば、どんな麺でもよさそうです。
とまあ、なにはともあれ、このような理由から、年越しにはそばを食べるようになったのです。
年越しそばはうどんじゃダメ?
では、年越しそばではなく、年越しうどんはダメなのでしょうか?
先ほどの理由を見ると、うどんはそばと比べて麺が切れにくいので、「今年1年の災厄を断ち切る」という意味にはならなさそうですよね。
ですが一方で、「太く長く生きられますように」との願いを込めてうどんを食べるという地域も確かに存在します。
なので、結局ものは考えようですね。
ただ、一応年越しうどんにも麺の切れやすさを求めるのであれば、歯ごたえがしっかりした讃岐うどんよりは、やわらかい麺の稲庭うどんのほうがおすすめです。
さらに、「細長くて切れやすい麺」という条件だけであれば、別にそばじゃなくてもちゃんと別の候補はあります。
それは「そうめん」です。
確かに、そうめんならそばよりも細長いし、しかもそばよりも切れやすいイメージがありますよね。
でも、冬なのにそうめん?と思う人もいるかもしれませんね。
ですが安心してください。
温かいそうめんは「にゅうめん」と呼ばれる、立派な料理なのですよ。
というわけで、そばアレルギーの人が、年越しそばの由来に忠実に麺を食べたいと思うなら、「にゅうめん」、おすすめですよ。
まとめ
年越しに食べるのはそばでなければならないという理由はありません。
年越しそばの本来の由来を損なわないようににゅうめんを食べてもよいですし、太く長く生きられるように願いを込めてうどんを食べても問題ありません。
年越しそばが食べられなくても、代わりにほかの麺類を食べて、元気に新年を迎えましょう!