夏になると大学のオープンキャンパスが開催されますね。
しかし、せっかくのオープンキャンパスなのにちょうどその日は外せない予定が!……ということはよくあります。
せっかく志望校を見に行ける機会ですが、この場合はどうすればいいのでしょうか?
今回は、そんな悩みについて解決していきたいと思います。
大学のオープンキャンパスに行けない場合はどうする?
大学のオープンキャンパスに行けない場合はどうすればいいのでしょうか?
外せない用事を投げ出しても行ったほうがいいくらいの重要度の高いイベントなのでしょうか……?
結論から言ってしまうと、もちろんオープンキャンパスには行ったほうがいいですが、絶対に行かなければならないというものではありません。
どうしても外せない用事があるのであれば、その予定の方を優先してしまっても大丈夫ですので安心してくださいね。
大学のオープンキャンパスは合否に関わる?
「オープンキャンパスは絶対に行かなければいけないものではない」と聞いて、少しは安心してくれたかと思います。
が、もしかしたらあなたはこう思うかもしれません。
「オープンキャンパスに行った人は名前を記録されていて、オープンキャンパスに行かなかった人は入試で不利になったりしないのかな……?」
もしオープンキャンパスの出欠が大学入試の合否に関わっていたら大変ですよね。
そこのところはどうなのでしょうか?
基本的に、オープンキャンパスに来たからといって合格しやすくなることはありませんし、逆に行かなかったからといって落とされるということもありませんので安心してください。
確かに、特殊な専門学校のように、オープンキャンパスに数十人しか来ないのであれば、もしかしたら記録を取られているかもしれません。
しかし、大学のオープンキャンパスには何百人、何千人という人が見学に来ます。
その人数を記録するのは不可能だと思いませんか?
実際、不可能です。
それに、ちゃんとした大学であれば、オープンキャンパスの出欠で入試の点数をねじ曲げることがどんなに危険なことかは分かりきっています。
そんなことをしてバレたら、その大学の信用がガタ落ちしてしまいますからね。
そんなわけで、オープンキャンパスの出欠を合否に反映させることにも大学側は何のメリットもありませんし、そもそもオープンキャンパスの出欠なんて取られていませんので、安心してオープンキャンパスを欠席してください。
大学のオープンキャンパス以外で見学するのはどう?
もしかしたら、オープンキャンパスは見られなくても、それ以外のどこかのタイミングでキャンパス自体は見に行きたい!と思うかもしれません。
オープンキャンパスでもなんでもない普通の日に、部外者がキャンパスを見学することはできるのでしょうか?
基本的に大学は入場自由ですので、いつでも好きなときにキャンパス見学をして大丈夫です。
ただ、中には休日は門が閉まっている大学もありますので、可能であれば平日のほうがおすすめです。
また、オープンキャンパスでない普通の日にキャンパス見学をするのは意外なメリットもあります。
オープンキャンパスは言ってしまえばお祭りのようなものです。
ちょっと普段のキャンパスの雰囲気とは違って浮かれた感じですし、歓迎ムードがあるものです。
しかし、あなたが実際に志望校に合格すれば、普段過ごすのはオープンキャンパスではない、ごく普通のキャンパスです。
何もない普段の日にキャンパス見学をすることで、その大学の素の姿が見られます。
あなたが実際にほとんどの日を過ごすのは、こっちの素の大学の姿です。
そのため、もしかしたらオープンキャンパスよりも得られるものは多いかもしれません。
授業の雰囲気は分かりませんが、食堂の雰囲気なら昼に行けば分かりますし、サークルの雰囲気も夕方に行けば分かるでしょう。
ただ、普通の日にキャンパスに行っても、展示物や研究の説明などはありません(普通の日なので当然ですが……)。
もしあなたが何か説明をしてほしいというのであれば、事前に大学に電話で連絡を取っておくことを強くおすすめします。
また、大学生は授業中はほとんど屋内にいます(中にはサボっている人などもいますが……笑)。
タイミングが悪いと全然大学生がいない……!となってしまう可能性もあるので、行く時間には気をつけましょうね。
まとめ
オープンキャンパスはいろいろと得られるものが多いです。
しかし、絶対に行かなければならない!というものではありません。
行かなかったからといって合否を左右することはありませんし、なんなら大学のキャンパスはいつでも入れます。
むしろ普通の日にキャンパス見学をすることで、その大学の意外な一面を発見できるかもしれません。
もし時間があれば、是非普通の日にキャンパス見学をしてみてくださいね!